advantage Lucy 『Echo ParK』
昨年、こちらでおススメしたadvantage Lucy(アドバンテージ・ルーシー)。その後いろいろと大変なことがあって、それこそグループ存続の危機か?と思わせましたが、名盤「ステーション」以来5年ぶりのニューアルバムが出ました。いやはや、長かったなあ。その間、ミニアルバムの発売などもありましたけれど、やっぱりフルアルバムはうれしいですよ。初めてルーシーと出会った時からもう5年かあ。生まれて数ヶ月だった上の娘と一緒に聴いたっけなあ。「ステーション」。娘の最初のお気に入り音楽は「めまい」でした。その娘も来年小学校です。
さあ、ひさびさに聴く大好きなルーシーサウンドはいかに!石坂さんのメロディーは?アイコさんの歌声は?
なんか、こういうワクワクドキドキは久々です。4半世紀くらい前までは、たとえばELOのようなごひいきバンドというのがあって、そのニューアルバムをレコード屋さんで買って、自転車の前カゴに入れて(私はレコードが入るように伸縮式の巨大な前カゴをつけてました)家に向かい、そしてレコード針を下ろす瞬間の、あの期待と緊張のような、なんともいえない気持ちを味わっていました。ひさびさにそういう気持ちになっています。そう、実はまだ聴いてないんですよ。今から家に帰って、届いているはずのCDを聴きます!その報告を以下に書きますね。
はい、というわけで聴きましたよ!なんか、久しぶりに旧友に会ったような感じ。なんだ全然変わってないじゃん!というような。変わってないというのは嬉しいってことですよ。やっぱり、ルーシーだけがルーシーだ!ルーシーはルーシーしかいない。当たり前だけれど、心からそう思いました。
実に切ないんですよね。歌詞とメロディーと声とギターの音と…。全てが切なく伸びやか。メジャー会社時代のポップさは多少影を潜めましたが、そのかわりより深まった楽曲。聴けば聴くほどに味が出てくるでしょう。洋楽には絶対にない不思議な世界ですね。やっぱり「もののあはれ」なんだよなあ。美しいのに切ない。切ないって大切ということですからね。
5年前、そのころの市場にはちょっと居場所がないかなあ、とも思いました。現在の音楽シーンは、ある意味ルーシーを欲しているかもしれません。爆発的に売れることはないでしょうが(失礼)、より多くの現代人の心を切なくする可能性は大いにあります。いや、なんとなく爆発的には売れてほしくないんだよな。だって大切だから。そんなことを思わせるほど素敵なアルバムでした。ぜひ御一聴を。
Amazon Echo ParK
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