『都留音楽祭 クロージング・パーティー』
都留音楽祭もあと半日を残すだけとなりました。本当にいい音楽祭ですよ。この雰囲気いいなあ。田舎ならではの温かさでしょうか。都会に持っていかれた音楽祭は、たいていポシャる。お金にモノを言わせて、大物を呼んでいればいいわけではない。一人一人が参加している実感のある、こういう手作りなお祭りの方が長続きするんです。今年はあまりお手伝いできませんでしたが、スタッフとして本当に皆さんに感謝いたします。ありがとう!
今日は魅力的なコンサートの後、恒例の宴会が催されました。去年の今日の日も書きましたが、とにかく都留音楽祭のメインイベントとも言うべきこのパーティー。常連演者のワタクシとしては、ある意味非常に辛い時間であります。
今年のパーティーもまたものすごいハイレベルな出し物が続出し、大変な盛り上がりを見せました。特に、浜中組は、いやいつもすごいんですけれど、今回はまたまたすごかった。いったいどれだけネタづくりして、どれだけ練習してるんだ?それにしても、ルーファス・ミューラーさんの「悲しい酒」(!)はお見事でした。ミラーボール回転する中で、見事な歌と演技を見せてくれました。超一流は違いますな。完全ノックダウンです。もちろん、つのだたかしさんの司会と小咄、さらには波多野さん、福澤さんを巻き込んだ出し物も最高でした。
で、今年のワタクシ(お琴ブラザーズ)は、今回も兄弟の参加が叶わなかったので、結局相方さがしから始めなくてはなりませんでした。しかし、なんとあの吉沢実センセイが初日に立候補してくれまして、初共演(お琴では)が実現しました。
演目は、いろいろ考えたのですが、昨夜シュメルツァーに決めまして、いつものスペシャル・チューニングや編曲も完成、なんとか舞台に上がれそうなところまで持っていくことができました。結果的に、なぜか私の方がヘタクソで、吉沢さんには迷惑をかけてしまいましたが、まあ、宴会芸ですから適度にヘタな方がいいわけでして、まあまあの出来だったかな。
思えば、第1回の音楽祭で、まだ学生だった私たちが、まじめに(!)箏2面で「六段」を演奏して笑われた(笑)のがきっかけで始まったこの芸。まさに芸は身を助くでして、有名な音楽家の方々から共演依頼を受けてきました。一番すごかったのはヴィーラント・クイケンかな、やっぱり。ヴィーラントに琴弾かせちゃう私たちって…。
何事も持続してやっていると、それなりの縁が生まれるものです。考えてみると、これほど持続してやってることってないんですよね。こういうふうに年に一回でも、どこからか強制力が働いて続けているってことは大切ですね。ちょっとしたこと、たった10分のことでも、たくさんの人たちと自分をつなぎとめてくれる。これぞまさにエンターテインメント。仲(エンター)を取り持つ(テイン)こと(メント)というわけです。
強制力に感謝です。たいがい、いやなこと、辛いこと、プレッシャーがかかることを長く続けるといいことがありますね。ただやりたいことを続けていても案外ダメなものです。だから、最近は仕事の上でも、頼まれたことはいやがらず(ちょっといやだなあと思うけれど、思い直して)感謝の気持ちで頑張ろうと思っています。な〜んて、エラそうですね。でもちょっと本心です。自分の想定外のことに対処して初めて、自分の能力を拡張できるわけですから。
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