野うさぎinウチの庭
ウチは富士山の別荘地の中にあります。まわりはお金持ちばっかりでして、ウチのような庶民はちと浮いてます。
別荘地というのは、その別荘地的環境保全のため、いろいろなルールがあります。庭をキレイにしておけ!というのも暗黙のルールの一つでありまして、そういう意味でも、ウチは浮いています。
私は、人工的なガーデニングという発想と行為が大嫌いで(ウソです)、やはり自然は自然のままが良い、手付かずの自然を自宅の庭で再現するのだ!とばかりにやっておるわけです。両隣のお宅などは、雑草は一本もありません。見事に抜かれております。あるいは、枯らされております。それははたして自然と呼べるのか?皆さんは、休日に都会から自然を求めてやってきてるのではないのか?ここまで来て、なぜ自然を管理制御しようとするのだ!なんちゃって。
しかし、ウチのような不法行為も、実際メリットを生むこともあります。両隣では雑草として処理される目立たぬ山野草の、小さく地味な花の美しさ。それらに集まる虫たち、鳥たち。これは冗談でなくいいものです。
そして、ついに究極のお客さんが登場!!
最近、ウチの居間の前の小さな森に野うさぎが住みついているのです!一日数回目の前に出てきて、草を食べています。もう、かわい〜い!なんてもんじゃない。子どもも「ピーターラビットだ!」と大騒ぎ。黒猫たちも狩猟モードで大興奮。
そのウサギちゃんが食べているのは、クローバーの葉っぱです。もともと芝をはってあったのですが、私たちのポリシーに則り放置していたところ、自然の摂理に従いクローバー畑になってしまいました。それはそれできれいだし、ここでは高麗芝はある意味不自然。いいやこのままで、と思っていたところ、思わぬお客さんの来訪があったわけです。う〜ん、やっぱり自然のままがいい!
いやはや、ホントに可愛いんですよ。結構近づいても平気でムシャムシャ食べてます。たまりません。
このあたりでは、リス、ウサギ、シカ、イノシシなんかをよく見かけます。最近はクマも目撃されたりしてます。今度は朝起きてカーテンを開けたらそこにクマが…なんてこともあるかもしれません。ウチの庭ならありえるな…。
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