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2005.07.03

歌謡曲バンド始動!

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 ついに新バンドが始動いたしました。70年代、80年代の歌謡曲を中心に演奏するバンドです。いつもは歌謡曲とはかけ離れたジャンルで活動しているメンバー5人が、どういうわけか意気投合し、本日第一回の練習が行なわれました。いちおうメンバー紹介しちゃいましょうか。
 チェンバリストの森洋子さん、パーカッショニストでありリコーダー奏者でもある飯塚直子さん、直子さんの夫君サックス奏者でギタリストの飯塚純二さん、そしてワタクシとカミさんです。
 いや、ホントにいいですねえ。楽しいですねえ。もう今日は理屈抜きです。ふだんの自分がいかに気取ってカッコつけて音楽してるのかよくわかりましたよ。やっぱり日本人だし、70年代、80年代に青春期を過ごしたオジサンだということです。でも、それ以上に、この時代の歌謡曲がいかに豊饒なものであったか。いろいろな音楽を知ったメンバー全員が一様に感じたのではないでしょうか。だから、みんなあれほど生き生きと演奏したのでしょう。
 なお、演奏した曲目は次のとおりです。編成はボーカル(カミさん)、キーボード(森)、ギター(純二)、パーカッション(直子)、ヴァイオリン(ワタクシ)などなどです。年代順に並べましょう。
 1 「あなた」 小坂明子
 2 「なごり雪」 イルカ
 3 「時代」 中島みゆき
 4 「あの日に帰りたい」 荒井由実
 5 「卒業写真」 荒井由実
 6 「オリビアを聴きながら」 杏里
 7 「いい日旅立ち」 山口百恵
 8 「秋桜」 山口百恵
 9 「異邦人」 久保田早紀
 10 「守ってあげたい」 松任谷由実
 11 「夏の扉」 松田聖子
 12 「悪女」 中島みゆき
 13 「聖母たちのララバイ」 岩崎宏美
 14 「スローモーション」 中森明菜
 15 「赤いスイートピー」 松田聖子
 16 「SWEET MEMORIES」 松田聖子
 17 「恋に落ちて」 小林明子
 18 「My Revolution」 渡辺美里
 19 「フレンズ」 レベッカ
 20 「元気を出して」 竹内まりや
 21 「夢をあきらめないで」 岡村孝子
 22 「ANNIVERSARY」 松任谷由実
 しっかし、濃いですなあ。これでも厳選に厳選を重ねたんですよ。純粋にやりたい曲を挙げたら、数百曲になってしまうので、今回はヤマハが出している「70年代・80年代ベスト・セレクション(ピアノ・ソロ)」を買ってきて、その中の女性ボーカルの曲をみんなに配布しました。それを見て適当にアドリブで演奏したわけです。いきなり初見でこれらをやっちゃうんですから、みなさんパワフルですね。
 この中からとりあえず5曲ほどをつめていこうということになりました。こういう形で歌謡曲を取り上げて演奏するというのは、ありそうでないですよね。なんとか、どこかでコンサートなどできればいいなあ。
 とにかく、演奏していて感じるのは、メロディーの美しさ、歌詞の豊かさ、そしてイントロなどアレンジのアイデアの秀逸さ。単純と感じていたコード進行も意外性に満ちていたり。この頃の作家さんたちの溢れんばかりの才能と、それをフツウに受け入れてしまっていた時代全体の生命感に、正直嫉妬します。
 自分もその中で生かされていたんだよなあ。今日、ミスターが久々に笑顔で私たちの前に現れました。また、飯塚さんのダンナさまとウチの5歳の娘が、ウルトラセブンのワイアール星人のビデオを見ながら、大いに盛り上がっていました。そんなことも含めて、「あの時代」のすごさを再認識した、本日のワタクシでありました。

Amazon 70年代ベスト・セレクション  80年代ベスト・セレクション

歌謡曲バンドデビューライヴ

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コメント

今後の展開が楽しみですね。ちょっと繰り返しで、しかも古い記事になりますが、トラックバックします。コメントの代わりです。

投稿: よこよこ | 2005.07.04 20:51

よこよこさん、ホントにありがとうございました。
貴ノ花、私も大ファンでした。
そう、熱気が違いますね。変に冷めてない。
90年以降、つまりデジタル化が進んだ時代には、つまり好きなときに好きなことだけしてればいい世の中になっちゃったんですよね。
でも昔は違った。
たとえば、アナログレコードって一度針を落とすと、嫌いな曲でもなんでも一通り聴かなくちゃならない。
でも、そうしているうちに好きになったり、無理やり好きな曲にしてしまったり。
そういうどこか頭の中がお祭りみたいな非日常の状態が続いていたような気がするんです。
これって大切なことだと思うんですけど。
ですから、単なる懐古ではなくて、今をそういうふうにするきっかけとして、この歌謡曲バンドを続けていきたいと思います。
今後ともよろしく!

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2005.07.04 21:41

こんばんわ。いいなあ、歌謡曲バンド。
1曲だけすこし自信がありませんが、あとはすべて歌うことができました。
自信のないのは「元気を出して」竹内まりやでした。でもたぶん聴いたら思い出すでしょう。個人的には「不思議なピーチパイ」が好きでした。はは。
ところで「最新図説 現社」面白いです。衆議院と参議院の定数をようやく覚えました。

投稿: かわうそ亭 | 2005.07.04 23:56

かわうそ亭ご主人様、おはようございます。
いいでしょ、歌謡曲バンド(笑)。
ほとんど全部歌えるとは、そういう世代ですな。
不思議なピーチパイも今聴くとたしかに不思議な曲ですね。
考えてみると、タイトルからして不思議だ…。いい曲です。
ねっねっ、「最新図説 現社」いいでしょ!お互いがんばって勉強しましょう(笑)!
ベストセラーになってもいいと思うんですけどねえ。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2005.07.05 07:54

いいな、いいな、いいなぁ~~~!!!!!

失礼致しました!久し振りに洋琴庭にぶらりとお邪魔し、こちらに迷い込み(いや、自主的に)ました。

あ~~~、私もそういうの、超やりたいッス!!
ゴスペルだのなんだのと音楽にまみれてはいても、
気が付いてみると全てが『仕事』『勉強』『奉仕(この言葉は嫌いだけど)』などの枠に押し込められていて、
単純に楽しむ時間がなさ過ぎるんじゃないかと、最近思っていたところに、
こんな曲目リストを見せられてしまうと、ウラヤマシイを通り越して、悲しくさえなってきます…

とか何とか言っちゃって、
いつもテキト~にしか弾いていないのですが、
もっとテキト~に弾いて遊びたいなと、
何だか渇望しちゃった次第!

いずれ是非、同じ空気を吸わせて下さい!
尻尾振り振り、飛んで行きます。(^^♪

投稿: ♪ひろピ~ | 2005.07.29 10:11

♪ひろピ~さん、というかひろみさん、おはようございます。
やあ、ぜひぜひ同じ空気吸いましょうよ。
私もいろいろやってきましたけど、もっと純粋に音楽を楽しみたいのです。
テキト〜こそ最高であり、テキト〜こそ本来の音楽の楽しみですよ。きっと。
テキト〜にこそ神が宿ると信じてます。ワタクシ。
いつからなんでしょうね、人間がいろいろな枠を作って自分たちの楽しみを奪ってしまったのは。
そういう意味でも、このバンドには何か大切な意味がある!
ぜひ、いっしょに楽しみましょう!
次回は9月にやる予定です。お誘いしますね。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2005.07.29 10:48

わ~い!(^o^)丿ありがとうございます!(^^♪

「仕事」も「勉強」も「奉仕」も、いつだって楽しいのですけれどね、テキト~にやりながら一応気を使ってもいるので…(これでも!)
9月が楽しみです!

話変りますが、
『Miles Davis & The Modern Jazz Giants のアルバムで、The Man I Love の二つのテイクの中に、マイルスとモンクのせめぎ合いを聴くことが出来る』
と昨日、何かで読み(もう忘れた!)、聴いてみたくなりました。
そういうのも面白がって商売にしてしまう辺り、度量が大きいのですね。

投稿: ♪ひろピ~ | 2005.08.03 10:25

9月18日です。また相談しましょう。
マイルスのそのアルバム、ウチにあったような…。
クリスマス・イヴ・セッションですかね。
ミルト・ジャクソンもものすごかったような記憶が。
ぜったい酔っぱらってますよ。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2005.08.03 11:14

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高校の授業で、鑑賞をしている。先週まで、Beatlesの代表曲を初期と後期の2回に分けて聴いた。昨年はイギリス音楽つながりってことで?ここから、ホルストの「惑星」を経て一気にグリーンスリーヴスへ飛び、パーセルとヘンデルで締めたのだったが、今年はもう少し、1900年代... [続きを読む]

受信: 2005.07.04 20:44

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