『プロジェクトX 挑戦者たち Vol.1 巨大台風から日本を守れ ― 富士山頂・男たちは命をかけた』(DVD)
え〜、昨日からの流れです。記念すべきプロジェクトXの第一回作品、同僚がDVDを持っていることが判明いたしまして、久々に観賞することができました。
あれ〜、なんか今とイメージがちょっと違うなあ。ご本人さんたちはスタジオにおいでにならず、なぜか見城徹さんと松坂慶子さんが…。そうだったっけ、よく覚えてるつもりだったのですが、今日見てみると、結構忘れているシーンが。
まあ、そんなことは良いとして、こうしてしばらくしてから観ると、面白い発見がいろいろありますね。やっぱり、昨日おススメしたインタビューやマンガとの比較ですね。映像作品としての編集術、演出、音楽や音声の効果…。よりリアルになるかと思えば、さにあらず。どんどん演劇チックになってくる。それが行きすぎると、今回の騒動のようなことになる。
どれが優れているということではなく、比較することによって、メディアの特長や限界が見えてくる、ということです。そういうことの見極めに楽しみをおぼえるというのは、実に妙な趣味であり、そんなことどうでもいいよ、と言われてもしかたない。でも、なんだか私はそういうのが好きなんですよね。高校時代に国語の先生から、君は評論家になるといいかもね、作家にはなれないだろうけど、と言われ(てショックを受け)たことを思い出します。
さて、プロジェクトXそのものに戻りましょう。この番組は歴史に残る名番組だと思います。いかにもNHK的な、派手さのない渋いテーマを扱いながら、非NHK的に企業名を連呼する。ドキュメントでありながら、非常に情緒的。現代的と見せながら、実は昔語り。そして、田口トモロヲと中島みゆきの存在感。全ては今井彰さんのプロデュース力でしょうか。ところで…
(トモロヲさんの声で) 「富士山頂にレドームが設置された昭和39年8月15日。その日は奇しくも19回目の終戦記念日であった。そして、その二日後…蘊恥庵庵主が静岡県で産声を上げた」
これは事実ですけれど、どうでもいいことですね。いや、私もきっと、母親の、それこそプロジェクトXなみの壮絶な戦いの末に生まれたのでしょう。プロジェクトXは「産みの苦しみ」の物語です。男のね。昨日も書きましたが、裏返せば、男のコンプレックスの産物なんですよ。実は。そのあたりは今後も継続的に分析していきたいと考えています。
あっ、そうそう最後に一つ富士山測候所に関するどうでもいいエピソードを。
NHKの朝の天気予報で、富士山頂の気温が表示されているのを知っていますか。今は土日だけかもしれませんが。
あれ、実は一度消えたんですよ。測候所の無人化に伴って。で、今なんで復活したかというと、実はウチのおやじがNHKに手紙書いてお願いしたんです。かわいい孫が住む富士山の気温を毎朝見たいと。その他にもいろいろと理由を書いたようですけど、まあNHK的にもそのへんがポイントになったんじゃないですかね。そして、渡辺博栄さんからていねいなお返事が来て、そしてめでたく復活したそうです。
Amazon プロジェクトX Vol.1
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