« キース・ジャレット 『ザ・ケルン・コンサート』 CD&スコア | トップページ | ベビースターラーメン 新潟限定 『みそ味 お米のラーメン』 »

2005.04.09

究極の春の味覚「桜えびの天ぷら」ほか

sany0094_11 先週末に続き、今日も春の味覚を楽しみました。う〜ん、幸せ。
 今日は久々に静岡の実家から父親が来ました。この季節の手土産は、定番「桜えび」です。海の幸としては、私の最も好きなモノ。静岡市からこちら鳴沢村に来る途中に、桜えびの産地由比があります。そこで、とりたての生桜えびを買ってきてくれました。
 桜えびは今でこそメジャーな存在になっていますが、本来は駿河湾の特定の海域にしか生息しない、たいへんレアなエビです。静岡でも明治時代までは、その存在すら知られていなかったとか。今では、和食のみならず、洋食のレシピにも登場するほどメジャーになりましたね。
 しかし、だいたい静岡以外で流通しているのは、いわゆる天日干しにしたヤツでして、生でそのままいただけるのは、静岡だけでしょう。父が買ってきてくれたものも生食用でしたが、今日はぜいたくにもソイツを天ぷらにしていただいちゃいました。
 カップリングに登場いただいたのは、先週に続き「ふきのとう」です。まさに海の幸と山の幸の競演。世界最高の贅沢でしょう。
 ふきのとうは先週練習したので、まあまあ上手に揚がりました。で、続いて桜えびの天ぷらに初挑戦しようとしたら、カミさんが「これは私にやらせて」と言います。なんでも生桜えびをかき揚げにするのに秘策があるらしい。たしかに、いわゆるかき揚げブロックにするには、なんからのつなぎが必要なような気もします。というわけで、一任しました。しかし、私も一言「本来生食用なんだし、ぜったい揚げすぎないでくれ」…。
 さて、結果としては大成功。たしかに今までで一番上手に揚がっています。衣サクサク、中プリッ。父親と呑み始めちゃっていた私は、結局カミさんの秘策を盗むことができませんでした。
 それにしても、この香ばしさはいったい何なんでしょう。姿形、色合いも含めて、芸術的な食材ですなあ。今日は正直、海の勝ちです。山敗れたり。父は山にもご満悦でした。そういうものでしょう。
 さて、その他は実にシンプルです。上の写真は小さくて見にくいと思いますが、手前左がこの前おススメした納豆汁。秋田のワラビと謎のキノコ、豆腐に油揚げが入っています。右がチャル釜で炊いたカミさんの実家製あきたこまち。上にちょこんと乗っているのは、ふきのとう味噌です。あれっ、左右逆だな。まあ、いいや。で、左後が秋田のお酒、美酒爛漫の本醸造「原酒湯沢」です。秋田のお酒はお酒らしく甘いのが普通ですが、これは原酒にしては比較的サラッとしており、天ぷらの味を損なうことがありませんでした。
 と、今日の夕飯はこんな具合。静岡と山梨と秋田の味覚によるコラボレーション。すぐれたプレイヤーによる競演でしたが、お互いの持ち味を活かしあいながら、絶妙のハーモニーを生んでくれました。
 何度も言います。日本人でよかったなあ。やっぱり選ばれし民族ですよ。世界中がこんな具合に満たされていたら、争いや憎しみは生まれないでしょうね。宗教もいらないや。自然が神です。人が神です。ありがたや、ありがたや。

不二草紙に戻る

|

« キース・ジャレット 『ザ・ケルン・コンサート』 CD&スコア | トップページ | ベビースターラーメン 新潟限定 『みそ味 お米のラーメン』 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55913/3638073

この記事へのトラックバック一覧です: 究極の春の味覚「桜えびの天ぷら」ほか:

« キース・ジャレット 『ザ・ケルン・コンサート』 CD&スコア | トップページ | ベビースターラーメン 新潟限定 『みそ味 お米のラーメン』 »