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2005.04.03

「ふきのとう」の天ぷら

fuki 富士北麓もめっきり春らしくなりました。庭の雪もほとんど消え、かわりにたくさんの緑が芽吹いてまいりました。
 今日は、そんな我が家の庭にポコポコと頭を出し始めた「ふきのとう」を娘と摘んで、天ぷらにしてみました。毎年恒例の行事です。これから富士山麓は山野草・山菜天国。1年の中でも特に素晴らしい季節ですね。
 富士山麓は基本的に火山灰や溶岩流の上ですので、植物たちにとっては、決して恵まれた環境ではありません。肥沃な土壌とはとても言えないのです。そのため、全体に植物のサイズは小ぶり。しかし、そういう場所でたくましく生きているだけあって、なかなか強い香りや味を持っています。生命力とでも言うのでしょうか。食べてもなかなか刺激的です。「ふきのとう」も小粒でピリリと苦い。それがたまりませんね。 
 開ききっていないつぼみのものと、少し花の開いたものを半分ずつ摘みます。食感が全然違うので飽きがきません。
 冷水できれいに洗い、衣をつけます。衣は普通の天ぷらのものより薄めに。天ぷら粉は冷水でときましょう。なるべく油との温度差があった方がおいしく揚がります。
 油の温度は170度から180度。とは言っても、私は温度計では計りません。カンです。
 なるべく短時間で揚げましょう。摘んで30分以内に食べちゃうのが、最高のぜいたくです。
 今日は、揚げたての天ぷらをご近所に持ち込み、一杯やりながら食しました。う〜む、春がお口の中にじんわりと広がります。厳しい冬を乗り越えて味わう春の味覚は最高ですね。幸せな瞬間です。ちなみに呑んだのは「菊水の辛口」。天ぷらにぴったりのお酒。
 「ふきのとう」に限らず山菜は全て薬草でもあります。「ふきのとう」は食欲増進、健胃効果があります。今日は「ふきのとう」のほか、海老の天ぷらや鮪の刺し身などの海の幸も用意しましたが、たしかに食が進みますな。あ〜、うまかった。日本ってホントいい国ですね。日本人でよかったあ。特に今年は花粉症もないし。
 夜、やわらかい春雨に濡れながら自宅に帰ってきました。山の春は生きる力を与えてくれます。生かされている自分を実感します。本当にありがたいことですね。

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コメント

ふきのとうの天ぷら、旨そうですね。天ぷらの揚げ方の記述を拝見する限り、料理が苦手とはとても思えませんよ。
近所でミョウガが自生しているところを知っていますが、さすがにふきのとうは無いですね。近所のスーパーで8個入り三五〇円でした。高いよう!(ちなみにタラの芽が十本入り398円)NO!
我が家の春の味覚としては、最近安くなってきた菜の花に出張ってもらうことにします。

投稿: LUKE | 2005.04.06 16:30

LUKEさん、いつもコメントありがとうございます。
ははは、実は天ぷらなんて揚げるの初めてなんです。
ウチにあった「山野草百科」みたいな本に書いてある揚げ方を、そのまんまマネしただけです。すんません。
たしかにプロっぽい書き方ですな。いかん、いかん商売柄、ハッタリだけは上手になってしまいました。
このブログ全体が、実はこんな調子なんですよ。シッタカです。
でも、楽しかったし、けっこうおいしく揚がりました。
タラの芽の木も庭にあるのですが、地元(里)のオバサンたちが庭に不法侵入して、勝手に取ってっちゃうんですよ。
「取るな!」って貼り紙しても、全部持ってっちゃう。
今年はどうやって自衛しようかな。
これからしばらく食材ネタが書けると思います。
これを機に料理にも目覚めたいところですね。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2005.04.06 16:55

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