セロ@宮沢賢治記念館
今日は青森まで足を伸ばしてキリストの墓参りを果たすはずだったのですが、なにしろ東北地方はものすごい吹雪で、途中で断念してしまいました。う〜む、先日パッションを批判した祟りかあ?
青森新郷村(戸来村)の有名なキリストの墓については、10年ほど前に参詣?をすませていました。その後、みちのく女と結婚した私は、いろいろと学ぶことがありまして、おふざけ(トンデモ)ではなく、真面目に考察したいことが出てきてしまいました。だから、今回は楽しみにしていたのですが…。夏には必ず行くぞ〜!その時には詳しく書けると思います。お楽しみに。
それで、暴風雪の中、とりあえず北上西で高速道路を降りまして、まあ近場で済まそうかと、「宮沢賢治記念館」に行ってまいりました。こちらも10年ぶりくらいですかね。
今年に入って、「銀河鉄道の夜」にある暗示を受けてたりしましたから、これはこれで意味のある訪問になりそうです。
…と、期待していたのですが、正直、あまり収穫はありませんでした。法華経と国柱会についての資料は、思ったよりもたくさんありましたが、あくまで資料であって、解釈とか考察というレペルにはなっていません。記念館なのですし、学術論文を読む場所ではありませんからね。期待してはいけません。ただ、保坂嘉内と賢治の関係について、もう少し情報があるとなあ…。まあ、それは山梨県立文学館の仕事ですな。近いんだからそっちに行かなきゃ。
ちょっと興味を持ったのは、例の賢治のチェロですね。あっ、チェロじゃない、セロだ。鈴木の楽器なんですね。少なくとも私の3万円チェロよりはいい音がしそうでした。いや、そんなことが問題なのではなく、賢治が実際にどんな曲をどんなふうに演奏したのか、ものすごく気になったのです。それほど上手でなかったであろうことは想像に難くないところですが、どのような思い入れをもってセロを奏でたのか。
彼の音楽に対する知識と愛情は、文学の上にも色濃く現れていますからね。彼は西洋音楽のリズムを日本語の韻文や散文に持ち込んだ最初の人物だと思っています。日本語に革命を起こしたんです。そういう意味での賢治文学というのも、ちょっと研究してみたいところです。意外に誰も評価していませんからね。
結局、記念館の中で、私を最もひきつけたのは、賢治のセロだったわけです。
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