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2005.02.12

CLASSICAL MUSIC ARCHIVES

1vfvf1 いろいろな面でお世話になっているサイトです。クラシック音楽の音源ファイルが、31860曲(作曲家としては2056人分)も公開されています。ファイルはMIDI、MP3などです。
 かなりマイナーな作曲家のマイナーな曲まで網羅していますので、例えばCDとして録音されていないものまで聞くことができます。なにがしかのお金を払えば、好きなときに好きなだけダウンロードできるようですが、お金を払わなくても1日に5ファイルまではダウンロードできます。それで十分ですね。
 実は今日もお世話になりました。こんなふうにです。
 今年の秋、コンサートでバッハの二つのヴァイオリンの為の協奏曲のソロを弾くことになりました。当然練習をしなくてはならないですね。しかし、こういう合奏曲は一人で弾いていてもあまり練習になりません。そこで、カラオケを作ることになります。
 まず、このサイトから該当する曲のMIDIファイルをダウンロードします。これはどこかの国の誰かが、趣味で打ち込んだものだと思います。今回のファイルは、聞いてみるとほとんどプレーンデータ(楽譜をそのまま打ち込んだもの)ですね。聞いた感じはいかにもコンピュータミュージックですが、こちらとしてはこの方が都合がいい。自分で手を加えることが容易だからです。
 というわけで、自分の好みの演奏に近づくようにソフトで編集します。テンポやらアーティキュレーションやらディナーミクやら。まあ面倒なので今回はテンポだけにしましょう。そして、音色なども自分好みにします。おっと、ピッチを半音下げなくちゃ。私たちのバンドは古楽器を使うのでA=415です。もちろん自分が弾くパートはミュートします。つまりカラオケにするわけです。
 こうして完成したMIDIファイルを、音声ファイル(MacだったらAIFF)に変換します。この機能はQuickTimeにもあります。私は、ローランドのソフト音源に付属の機能を使います。ちなみに今回のデータは3楽章全てが一つのファイルになっていましたので、QuickTimeで楽章ごとに分割します。
 できあがった三つのファイルをCDに焼きましょう。これで普通のCDプレイヤーで再生できる専用カラオケの完成です。
 てな感じで、このサイトのファイルたちには、今までも大変お世話になってきました。ノーテーションソフトを使えば、もちろん楽譜を作ることも可能です。昨年は、実際そうやって作った楽譜でずいぶんいろいろな曲を弾きました。楽譜も買うと高いですからね。便利です。
 昔からすれば考えられないようなことが可能になりました。ただ、それが音楽にとって幸福なことなのかは分かりません。そう言えばもうウン十年も写譜なんかしてないなあ。こういうコンビニ化は随所で進んでいるわけですね。私はそういうものを積極的に受け入れる性格だと思います。つまりコンビニレベルの人間だということです。まっいいか。
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