究極の?猫トイレ
今日は「猫の日」。知ってました?222でニャンニャンニャン。「不思議の国のアリス」や「ユリシーズ」の翻訳で有名な柳瀬尚紀さんらが制定したとか。
ウチには7歳になる黒猫の兄弟がいます。今日は特別可愛がってやりましょうか。
てなわけで、今日はウチの猫トイレ事情についてお話しましょう。
猫を飼うには、それなりの覚悟が必要です。特にトイレについては、それなりの工夫と努力を迫られます。猫ちゃんの排泄物は、その体の小なるに関わらず、かなり強力な臭気を伴います。人間様のそれも、猫ちゃんに負けず強力ではありますが、人間様は扉を開けたり閉めたり、また水にて流したり、換気扇のスイッチを入れたりできます。猫ちゃんにそれを要求するのは無理というもの。だから、猫ちゃんがことをし終えた瞬間に、あるいはまさにことをせんとするその瞬間に、人間様が処理してあげる必要があります。
しかし、寝ても覚めても猫ちゃんの行動を観察するのは土台不可能なこと。もちろん、ちょっと外出することもありますし、ウチなど5日間くらい旅行に出かけてしまうこともあります。
そうすると、結局処理のタイミングが遅れるわけです。場合によっては5日も。
そんな場合、通常のタイプのトイレでは、正直悲惨なことになります。夏休みの帰省の際など、窓も基本的に閉めて行かなくてはなりませんから、その惨状たるや、とても描写できません。
で、ウチではこんな風にしました。これで、まあ5日間は大丈夫です。
まず、目の粗いスノコの付属したトイレを購入。それに、別の製品のフードを無理やりくっつけました。そして、そのフードの天井部分に穴を空け、洗濯機の延長用ホースを取り付けます。そして、そのホースの先端を人間様のトイレの換気扇にこれも無理やりくっつけます。で、その換気扇は365日24時間回しっぱなしです。気になる電気代は、計算によれば月200円弱のようですから、そんなに高くつきません。
いわゆる猫砂は「ナチュラル100」です。これは大粒タイプで、天然木の香りがすがすがしい。濡れると粉状になって、スノコの下に落ちます。固まるタイプの逆ですね。そして、スノコの下には、その粉と液体を受けとめるためにペットシーツを敷いておきます。猫砂はごく少量。基本的には直接シーツに吸わせます。
で、こちらは実は「大」用なのです。てか、猫チャンたちが勝手にそう決めたようです。だからあんまり「小」はしません。
もう一つは基本的に「小」用です。ユニ・チャームの引きだし付きのヤツを使います。これもスノコの目が粗いタイプなので、ナチュラル100を少量。引きだしにはやはりペットシーツ。こちらには「大」はしませんので、お屋根もダクトもいりません。
こんな感じで、両方とも5日間くらいは放置しておいても大丈夫です。ちょっと無理すれば、というか猫ちゃんに我慢してもらえば1週間でも大丈夫です。うん、ウチの猫たちは辛抱強いわ。
このようなシステムに落ち着くまで、いったいいくつのプロジェクトが失敗したことか…。お金もだいぶつぎ込んだしね。まあ、おかげで、臭いはほとんど皆無と言っていいでしょう。お手入れもものすごく楽になりましたし。
| 固定リンク
「ペット」カテゴリの記事
- 『猫は逃げた』 城定秀夫脚本・今泉力哉監督作品(2023.08.14)
- 『江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし』 太田記念美術館(2023.05.18)
- 臨時特別号「日刊ニャンダイ2023」(2023.02.22)
- 『トラさん~僕が猫になったワケ~』 筧昌也監督作品(2022.03.18)
- Wansview ネットワークカメラ(2021.10.03)
コメント