« 『日光山縁起』〜センター試験古文出題ミス? | トップページ | フローラ・プリン 『エヴリデイ、エヴリナイト』 »

2005.01.19

『天気図の謎』〜センター試験英語出題ミス?…ではない!

ghfd こりずにセンターネタ。英語の第5問の正解となった左の天気図について、お天気キャスターの森田さんが「ありえない」とおっしゃったことは、皆さんご存知でしょう。
 はっきり言って、森田さんだけでなく、少しでも気象学に興味を持っている人なら、あの前線が「ありえない」ことは直感的に分かりますよね。たぶん、センターで地学を受験する生徒でも分かります。前線の形と向きだけを見るなら、1と2が北半球、4と6が南半球、3と5は「ありえない」になります。
 森田さんが指摘したように、コリオリの力(転向力)を念頭に置くと、北半球では北西から、南半球では南西から寒気が吹き込むことが一般的です。北半球で北東から寒気が…ということが起きる可能性は0%ではないと思いますが、前線が東から西に動くということは、まあ0%でしょう。

 だからこの天気図とそれにもとづくMs.Coleの解説は「ありえない」。

 ん?本当にそうなんでしょうか。私はズバリ言います。「ありえる」!

 私は英語の本文を吟味してみました。まず、彼らがいるのは北半球とも南半球とも書かれていませんでした。まあ、それはなくてもよい情報です。あくまで英語の問題ですから。地学ではありません。
 あとは、確かに天気図の通り。あの解説が正しければ、天気図も正しい。よって正解で問題なし…って、ちょっと待てよ!
 いえいえ、皆さん、皆さんは本文に隠れている大切な情報を忘れていませんか?
 「彼らは地球上にいる」ということが書かれていないのです!!
 そう、ここは地球以外の惑星。その惑星の自転方向は東から西。そう考えればあの天気図と解説はありです!
 ちなみに金星では、「西から昇ったお日さまが東へ沈む」です。
 まあ、金星の天気図とは思えませんから、たぶん人類は地球外惑星に移住でもしたのでしょう。あるいは、アメリカのユニバーサル化が進展し、ついに英語が宇宙の共通語になったのでしょう。
 こんなこと考えるのは、私ぐらいでしょうかねえ。結構まじめなんですが…。どうでしょう、森田さん。

不二草紙に戻る

|

« 『日光山縁起』〜センター試験古文出題ミス? | トップページ | フローラ・プリン 『エヴリデイ、エヴリナイト』 »

ニュース」カテゴリの記事

教育」カテゴリの記事

自然・科学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55913/2629671

この記事へのトラックバック一覧です: 『天気図の謎』〜センター試験英語出題ミス?…ではない!:

« 『日光山縁起』〜センター試験古文出題ミス? | トップページ | フローラ・プリン 『エヴリデイ、エヴリナイト』 »