azur(アジュール)…電子書籍ビューワ (ボイジャー)
本の世界はこれからどうなっていくのか。これは難しい問題です。
紙メディアは衰退し、ディスプレイ上で読書が行われるようになる…ある程度はそうなるでしょう。しかし、いくら電子メディアが発達しても、本というモノの質感は再現できません。特に私にとって大事なペラペラという動作、つまり高速でページをめくり、イメージとして紙面を見て、そこから何かを(それは求めているものとは限りませんが)すくい上げる。こういう動作がディスプレイ上では難しい。
一枚の紙に対するタブレットのように、一冊の本に対応するブック(?)というようなインターフェイスを作れば可能かもしれませんが、そんなものを携帯するんだったら、ホンモノの本を持ち歩いた方がいいような気がします。もちろん、そのブックが一枚一枚の薄い液晶によるページの集合体でできており、そこにあらゆる書籍の内容をダウンロードできればいいわけですが。考えただけでも大変ですね。誰か開発してくれないかな。
そんな夢の実現は次世代の誰かさんに期待するとして、現在ディスプレイ上で小説を読むのに最高の環境は何かと問われれば、やはりこのazurでしょう。
私のサイトをご覧になればお分かりのように、私は必要以上に縦書きにこだわっているところがあります。その理由については詳しく述べませんが、まあ簡単に言えば、縦書きが好きなのです。縦書きじゃないと読む気、書く気がしないのです。
で、ネット上の小説群、たとえば「青空文庫」に大量に陳列されている名作たち、をコンピュータの画面上で縦書きで読むツールが、このazurです。前身のT-Timeのお世話にもなってきましたが、さらに使い勝手がよくなっていますね。![]()
このツールの良さは、自分で紙面をデザインできることです。フォントはもちろん、行間まで自分の好みにアレンジできます。もちろん、横書きもOK。さらにウェブサイトも縦書きで読んだりできますので便利です。このブログも縦書きで読んでみると、我ながら全然違うものに感じられるので面白い。
とにかく一度は試してみることをおススメします。やっぱり日本語は縦書きですよ。縦書きにすると、あの2ちゃんでさえ何か芸術性を帯びてくる…ちょっとオーバーかな。
まあ、とにかく青空文庫だけでも相当の読書ができますから、2100円払ってもすぐにおつりが来ます。
ボイジャーのサイト 青空文庫
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