『ドラゴン桜』1〜5巻 三田紀房
久しぶりにマンガを買いました。いやあ、勉強になりましたし、大いに共感しました。
荒廃し、倒産寸前の私立高校を、一人の弁護士(教師)が立て直す物語です。立て直す方法は簡単。「5年後に東大に100人合格する進学校にする」ということです。まずは、荒れ放題の教室から二人の生徒をスカウト?し、1年間で東大理一に合格させようと特訓を始めます。まだ、連載中ですので、彼らの合否結果はわかりません。
いやあ、ストーリーも面白いのですが、やはり何と言っても紹介されている東大合格術の素晴らしさですね。よく取材しています。実際、予備校の先生やら現役東大生やらが絶賛してました。そんなテレビ番組を見て、私も買ってみたわけです。
私もまさに私立高校の教員ですし、スタートして間もない進学クラスを任されている立場なので、他人事ではありません。大いに参考にさせていただきました。
このマンガの素晴らしいところは、東大入試の分析や攻略法だけではありません。どちらかというと、それよりも、東大入試を通じた社会論、人生論、職業論になっているところでしょう。私もそこに共感しました。
私は、教師としてはかなりのリアリストであると自覚しています。金八先生のようなセンチメンタリストにだけはなりたくないと思っています(だいたい、持つクラス持つクラス、あんなに毎週毎週重大事件が起きるということ自体…う〜ん)。
大学合格を目的に高校に入学してくる生徒にとっては、結果が全てです。勝負に勝つか、負けるかです。 ただひたすら努力したけれど、結果は×…でも、頑張ったからいいじゃん、ではダメなんです。そういう逃げ道は作りたくない。顧客のニーズに応えるのが、私学人としての当然の業務です。そういう意味で、このマンガの主人公桜木の考え方には、大部分賛同できますね。もちろん、私たちの学校には+αも用意されてますが(この+αが売り)。
これからの受験は、情報戦です。昔の日本軍のような精神論では勝てません。そして桜木が言う「つめこみ」を「押しつけ」ではなく「自主的」に「楽しく」させるのが、今の私の目標です。
ちなみに絵の方は…昔の成人雑誌的風合いで、懐かしく拝見しました。
Amazon ドラゴン桜
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