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2004.12.26

『ウルトラマンネクサス』…その後 

p009-2 10月9日におススメ?したネクサス。その後も一応全部見ています。
 昨日放送分をビデオで見ました。前回もかなりきつかったのですが、昨日の第13話もクリスマスとは思えない暗さで、すっかり参ってしまいました。
 しかし、その徹底ぶりがすごく、ここのところウルトラマンは偽善的に過ぎる、なんて批判していた私の期待以上に、救いがない。酷い。
 何事も徹底すると、それなりの説得力が出てきます。まさに現代の闇、現代人の闇を象徴するようなストーリー展開です。子どもは、毎回怖がっています。たぶんトラウマになるでしょう。それくらい真っ暗ですね。
 たぶん、途中から見た人は何が何だか分からない。火曜サスペンスを途中から見るようなものです。内容的にもまるでサイコサスペンスのようですし。
 特に孤門隊員(ネーミングもちょっと意味深)の恋人リコの存在が、こういう方向性で大きな意味を持つとは…。実は最愛の人が自分のせいで死んでいた?もしかして自分に復讐するために現れた?その分身であるダークファウスト(写真)と戦わなければならない?一方でその相手が自分を救ってくれる瞬間もある?
 悪や敵を、それとは知らず愛してしまう、という物語は古今東西にあります。そういうジレンマは、いわば文学のテーマとしては決して新しいものではないと思います。しかし、それを子ども向け番組で、土曜の朝からやってしまうところがすごい。
 視聴率のこともあるので、当然なんらかのテコ入れがあるのかもしれませんが、ここまできたら、ぜひこのまま突っ走っていただいて、闇の歴史に名を残してもらいたい。そう期待します。セーラームーンもそうであったように、最後はやっばり救われるのかな。本家ファウストが神の愛によって(永遠に女性的なるものによって)救われたように。そうすると結局、物語的(宗教的)に完結することになるわけで、う〜ん、ちょっと楽しくないなあ。そんな自分がこわいよ〜。

ウルトラマンマックスロケ参加

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