紅白 対 格闘技
大晦日と言えば紅白、という時代はいつの間にか終わってしまいました。だからと言って、 NHKを責めるのはどうでしょうねえ。今年はNHKには特別の事情もありましたから、いろいろバッシングを受けるのも仕方ありません。しかし、ああいうコンセプトでああいうコンテンツで4時間以上昔のように盛り上げろというのは、所詮無理です。努力不足とかそういうことではありません。今や紅白バッシングが年末の恒例行事、紅が勝つか白が勝つかではなく、いつ本当に紅白が裏番組に負けるかが関心事項になっているようです。
しかし、よく考えてみると、例えば、今人気がある格闘技の番組を今後何十年も同じテンションで続ける、というのが無理であることが分かります。レコ大でさえ、きついんですよ。レコ大はやめてもいい。いつか終わるでしょう。でも、紅白は終われないんです。
元々NHKと民放が同じリングで戦うべきものではないんですよね。完全なる異種格闘技戦、いや異種競技戦。
それにしても、たしかに紅白は楽しくなかった。いつも思いますが、あまり時流に惑わされず、世界に出しても恥ずかしくない日本の歌を紹介し続ければいいような気がします。視聴率なんてどうでもいいですよ。
一方の格闘技。今年はプロレスイベントがありませんでした。本当のところは年末にはプロレスは似合わないのです。正月気分にピッタリなのです。だから、まあ良し。
K−1はセミとメイン以外はまあまあ面白かった。特に魔裟斗と山本“KID”徳郁の試合は久々に興奮しました。KIDは天才だ!彼は戦いのカリスマ性を持っています。お姉ちゃんたちもすごいですけれど。それにくらべて、サップと曙の不甲斐なさ。スピリットで負けてます。プロとして失格!
PRIDEは全体に良かったと思います。クオリティーの高い試合内容が続きました。メインとセミの緊張感あふれる試合にもしびれましたが、ワタクシ的には近藤有己とダン・ヘンダーソンの攻防が面白かったですね。とても内容の濃い試合でした。
とにかく、テレビというのは見たい人が見たい番組を見ればいいわけで、全部見たければ録画すればいい。大晦日ぐらい弱いものいじめ(強いものいじめ)はやめたいものですね。まったり過ごして、行く年来る年で煩悩を洗い流し、気持ちを新たにすればいいのでは。文句を言いながら年越しでは、美味いそばもまずくなりますよ。
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