『ゆきゆきて、神軍』 原一男監督作品

戦争教材第3弾。これについては何も語りたくありません。語れません。久々に観ましたが、ぶっ飛びました。日常が。
奥崎謙三、すごすぎです。好き嫌いは別として。私は、これほどリアルな戦争映画を知りません。戦争のシーンは皆無なのに。
まだ見たことがない方は、とにかく一度見るべきです。内容についてはAmazonのレビューなどをご覧下さい。
彼の方法論には、多くの疑問があって当然です。しかし、こうした戦争の語り部がいなければ、私も戦争の本当の姿(の一部)を知らないまま終わったでしょう。そして、それを知ってますます戦争が恐くて嫌いになりました。今の平和のありがたさをかみしめます。月並みな言い方になってしまいますが。
そして、世の中には、語り部になることを拒否した方々がたくさんいるのだと知りました。しかし、彼らを責める気にはなれません。彼らが悪いのではなく、また、天皇が悪いのではなく、やはり戦争が悪いのです。あえて誰かの責任だとすれば、人間の責任でしょう。人間を創りたもうた神の責任でもないと思います。
この映画は、ドキュメンタリーなのでしょうか。はたまた壮大な、それこそ命を懸けた(自分と他人の命両方を懸けた)お芝居なのでしょうか。分かりません。こうした内容の作品が公開されることに驚嘆を覚えます。こうしたものにはフタをすべきだというのが、世間の常識かもしれません。私はあえて生徒に見せましたけれど。
ps(蛇足)…それにしても、出所後の奥崎がいけませんね。いや、素晴らしいのかなあ。微妙。AVに出なくてもいいと思うんだけど…。
Amazon ゆきゆきて、神軍
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