« 身曾岐神社(みそぎじんじゃ) | トップページ | ビレリ・ラグレーン 『ジプシー・プロジェクト&フレンズ』 »

2004.11.24

チャボロ・シュミット 『ミリ・ファミリア』

B00007AJMS.09.MZZZZZZZ.jpg
 だいぶ前にst.gigaでエア・チェックしてあったのものが、CDの整理中に見つかったので聴いてみました。
 聴く前は、ああ忘れてた、程度の認識でしたが、聴いてみてびっくり!これはすごい!う〜む。こういうギタリストがいるんですよね、世の中には。
 私はけっこうジャンゴ・ラインハルトが好きです。もちろん、ステファン・グラッペリつながりで、彼のギターを聴きはじめました。あと、MJQの「ジャンゴ」つながりかな。とにかく、ジプシー・スウィングという独自の素敵なジャンルを作りあけた彼の才能には感服しきりです。ジプシーギターだけでなく、ジャズの歴史をも変えてしまいましたから。
 しかし、不世出の天才が歴史を変えると、だいたいその後は辛いもんです。完璧にまねてもほめられず、あえて違うことをするとキワモノ扱いされ、そうこうしてる内にだいたい流派が分かれて仲たがいする…どこの世界でも一緒ですね。どことは言いませんが。
 そんな中、半世紀くらい経つとまた基本に立ち返ったいい人材が現れるものです。というか、現れたとしたら、そのジャンルは幸福です。チャボロ・シュミットが現れたジプシー・スウィング(マヌーシュ・ジャズ)は、しばらく安泰かな。ラインハルトの後継者であるとともに(すごいテクと表現)、もちろん「今」も上手に織り込んで、とっても素敵な音楽を提供してくれてます。ジプシー独特の力強さと哀愁、粗っぽさと繊細さ、こういう矛盾が魅力的です。
 たまたま見つけてラッキーでした。こういう渋めのニューアルバムをじゃんじゃん放送してたセント・ギガってすごかったなあ…。いろいろな出会いがありました…それが今では、トホホ。おっと脱線。
 このチャボロ・シュミットが出演、演奏しているという映画「僕のスウィング」もぜひ観て聴いてみたいと思います。
Amazon ミリ・ファミリア 僕のスウィング

不二草紙に戻る

|

« 身曾岐神社(みそぎじんじゃ) | トップページ | ビレリ・ラグレーン 『ジプシー・プロジェクト&フレンズ』 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55913/2050879

この記事へのトラックバック一覧です: チャボロ・シュミット 『ミリ・ファミリア』:

« 身曾岐神社(みそぎじんじゃ) | トップページ | ビレリ・ラグレーン 『ジプシー・プロジェクト&フレンズ』 »