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2004.11.29

2004イチロー 新記録への軌跡(NHKBS特集)

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 録画してあったものを見ました。もう、絶句です。
 ほとんど求道者ですね。私にとっては完全に神の領域です。永平寺の宮崎奕保禅師と同レベルです。
 一つ一つの言葉の重み。行動と結果を伴った、つまり実体のある言葉。
 「スランプの時にこそ絶好調が現れる」…まるで禅問答のようでしたね。人と違う発想に潜む真実。つまり、日常に埋没した真理を彼ならではの理論と方法で具現し、私たちに見せてくれるのです。
 偶然の好結果(私たちからすると全然偶然じゃないんですけどね)に悩み、あくまで必然、すなわち理由があり、説明できる結果を求める。それは、ある意味自分に自信がなければできないことです。もちろん、生来の才能というのもあります。 しかし、そこに甘んじない、甘えないイチローの姿は、自己開発の可能性を教えてくれます。
 内角の球を流し打つという、常識にとらわれない自由な発想。過去の事実や伝統や常識から解き放たれています。とらわれない、ということは自己責任ということでもあります。その重責に堪え得る精神力の裏付けがなければなりません。
 自分を振り返ると、本当にいやになってしまいます。その場限りの思いつき。継続性のなさ。空虚な言葉。甘え。あきらめ。凡人なら凡人並に努力しろよ!って感じです。
 今日は生徒と一緒にこのビデオを見ました。やはり、本物の言葉は心に響いたようです。イチローが学習のあり方を淡々と、しかし深々と語ってくれました。小さなこと細かいことの積み重ねしかない…。
 私も生徒も今日からどれくらい変われるのでしょうか。

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