2004イチロー 新記録への軌跡(NHKBS特集)

録画してあったものを見ました。もう、絶句です。
ほとんど求道者ですね。私にとっては完全に神の領域です。永平寺の宮崎奕保禅師と同レベルです。
一つ一つの言葉の重み。行動と結果を伴った、つまり実体のある言葉。
「スランプの時にこそ絶好調が現れる」…まるで禅問答のようでしたね。人と違う発想に潜む真実。つまり、日常に埋没した真理を彼ならではの理論と方法で具現し、私たちに見せてくれるのです。
偶然の好結果(私たちからすると全然偶然じゃないんですけどね)に悩み、あくまで必然、すなわち理由があり、説明できる結果を求める。それは、ある意味自分に自信がなければできないことです。もちろん、生来の才能というのもあります。 しかし、そこに甘んじない、甘えないイチローの姿は、自己開発の可能性を教えてくれます。
内角の球を流し打つという、常識にとらわれない自由な発想。過去の事実や伝統や常識から解き放たれています。とらわれない、ということは自己責任ということでもあります。その重責に堪え得る精神力の裏付けがなければなりません。
自分を振り返ると、本当にいやになってしまいます。その場限りの思いつき。継続性のなさ。空虚な言葉。甘え。あきらめ。凡人なら凡人並に努力しろよ!って感じです。
今日は生徒と一緒にこのビデオを見ました。やはり、本物の言葉は心に響いたようです。イチローが学習のあり方を淡々と、しかし深々と語ってくれました。小さなこと細かいことの積み重ねしかない…。
私も生徒も今日からどれくらい変われるのでしょうか。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- 『迷える者の禅修行―ドイツ人住職が見た日本仏教 』 ネルケ無方 (新潮新書)(2012.02.05)
- 「リリジョンフリー」というアイデンティティ(2012.01.27)
- 元気ですか!! 大晦日!! 2011(2011.12.31)
- 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』 増田俊也 (新潮社)(2011.12.30)
- たこ八郎 『たこでーす。』(2011.12.29)
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 追悼 グスタフ・レオンハルト…映画『Chronik der Anna Magdalena Bach』(2012.01.19)
- 想像力と倫理(2012.01.13)
- 究極の不安克服法…?(2012.01.11)
- デジタル放送からDVD、1回を最大10回に(!?)(2007.07.12)
- 『スティーブ・ジョブズの子どもたち ~ハングリーであれ 愚かであれ~』 (NHKドキュメンタリーWAVE)(2012.01.08)

コメント