若竹おんな泣かせ(純米大吟醸)
今日はご近所4家族でボーリング大会。その後、鍋料理屋さんで呑みまして、3次会はカラオケ。フルコースですね。とっても楽しかった。
その鍋料理屋さんで呑んだお酒が、実に美味でした。静岡県島田のお酒、おんな泣かせ。
静岡というところは、私の故郷でもあるわけですが、とにかく豊かな土地ですね。海の幸、山の幸、なんでもあります。こういう言い方はよくないかもしれませんが、歴史的に見ると、あんまり努力しなくても食べるものは手に入ったところだと言えます。東海道筋ということもあって、通過していく人々がお金を落としていってくれるし。その点、甲斐の国とは対照的です。そんな静岡ですが、米と水はあんまりうまくない。なのに酒はうまいんですよね。
私が特に好きなのは、焼津の磯自慢です。私の生まれが焼津だから、ということではなく本当にうまい。もちろん、焼津の新鮮な魚とのマッチングも抜群です。吟醸でも本醸造でもとにかく品がいいんですよね。とてもリッチなさわやかさ(?)を持ったお酒です。ああ、そうだ、今日は磯自慢の話じゃなかった。
その焼津市の西に位置する島田市。そこで作られているお酒がこの「若竹おんな泣かせ」です。この吟醸酒は、毎年この時期にしか蔵出しされません。今年の冬に仕込んだものですから、吟醸酒としてはかなり若いと言えます。その若さが何とも軽やかです。吟醸香もとてもやわらかくフルーティーで、思わず目を閉じて味わいたくなるような、そんなお酒でした。
かなり気に入ったので、自分で取り寄せてみようかと思います。そして、適度に寝かせて熟成してゆく過程を楽しんでみたい、なんて思いました。
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