ウルトラマンコスモスvsウルトラマンジャスティス

蔦屋へ行ったついでに借りてきました。去年から見たいと思っていた映画です。いきなりウルトラマンコスモスがジャスティスに殺されてしまうのでビックリ。とは言っても、基本的には子供のための作品ですから、最後は「愛」「夢」「希望」が勝利を収めるという予定調和的結末になっています。それは仕方のないことです。しかし、「正義」が、それらを「あいまいなもの」「奇跡は起きない」と否定して物語が始まっているのは興味深いことです。
宇宙の「正義」は地球人を宇宙の「害虫」として駆除することを決定します。それに対して「地球の正義」は逆ギレして先制攻撃しようとします(劇中、特にアメリカは正義を振り回して暴れてましたな)。そして「聖戦」を挑むのですが、あまりに軍事力のスケールが違います(ある意味、アメリカがイラクになってしまうわけです)。「正義」は無機的な攻撃で地球人のリセットにとりかかります。そこで描かれるのは、唐突に死を迫られる個人(特に子ども)。結果としてその姿が、宇宙の「正義」を改心させて、上記の結末に調和していくのです。
この作品は昨年製作されたわけですから、当然あの辺の事情を反映しています。なるほど、実は「正義」こそがあいまいなもの、主観的なものだということですね。実はこれって典型的なウルトラマン(セブン?)的テーマですよね。
久々に考えさせられました。
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