東京事変 「群青日和」
今日は私の所属するバロックバンドのコンサートでした。どっぷりバロック漬けの二日間でしたので、夜はロックで耳直し(?)。椎名林檎姫参加のバンド「東京事変」のファーストシングル、生徒に借りて、早速聴いてみました。
相変わらずの姫の魅力を堪能いたしました。しかし、全体の音の雰囲気としては、ソロとはだいぶ違いましたねえ。こちらの方が続けて聴くにはいいかも。つまり、耳あたりが良くなっているということです。それが物足りないという御仁もいらっしゃるやもしれませんが、これはこれで正調ロックだと思います。おいおいこれをロックと呼ぶのか?いやいや、基本的に姫の唄心はロックです。何を唄っても。詩の世界も、全体のデザインなども、いかにも林檎的ですし。
個人的には亀田誠治様のベースがとっても良かった。さすが大御所(私と同い年でもう大御所かあ)。楽曲としては「その淑女ふしだらにつき」が良かったですね。姫の曲ではありませんが、演奏も唄もライヴ感たっぷりで、ドキドキしました。
ただ、どうでしょう。長調の曲3曲というのは。私のみならず、林檎姫の奏でるダークな世界を期待した方も多いのではないでしょうか。たぶん、次にリリースされる「遭難」は、そっち系でしょう。いや、わからんな。タイトルだけで判断してはいかん。
やっぱりライヴで聴きたいですね、このバンド。
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