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2004.08.19

都留音楽祭 2日目 リン・ドウソン ソプラノリサイタル

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 都留音楽祭は2日目。今日のおススメは、やはりリン・ドウソンさんの演奏会でしょう。リン・ドウソンさんは、世界一のソプラノ歌手の一人と言っていい存在です。そんな方が、この小さな町にやってきて、日本人のアマチュアたちにレッスンをしてくれるなんて、本当に夢のようです。
 そのリンさんのリサイタルが今晩行われました。いやあ、それこそ夢のような素晴らしさでした。魅力あるプログラム、魅力ある共演者たち。昨日もそうでしたが、大変贅沢な経験です。それにしても、リンさんの歌唱のすごさ…なんと言ったら良いのか。本当に余裕があるのです。音域的にも音量的にも、かなりの余裕を残して歌っています。ですから、すみずみまで完璧に自分の声をコントロールできているわけです。
 声が美しいなあとか、上手だなあ、と感じるのではなく、音楽自体の美しさ…モンテヴェルディがこんなに美しく聞こえたのは初めてです…に感動できたのです。おそらく自己表現として歌っているのではないのだと思います。彼女は、音楽の本来持っている美しさを、忠実に引き出そうとしているのではないでしょうか。そんな気がしました。
 だいぶジャンルが違いますが、今日二つ目の金メダルを獲った北島康介選手の泳ぎを見ていて、似たような印象を受けました。運動自体の美しさ。自己主張ではなく自然体でしたね。そして完全なる自己コントロール…。

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