ペルセウス座流星群2004
天文ファンにとっての夏の風物詩、ペルセウス座流星群が今年もやってきました。今年は月の影響もほとんどなく、久々に絶好の観測条件です。
ちなみに我が家の庭の、昨夜の気温14度!真夏日連続記録とか言われている皆さんには申し訳ないくらい寒い!!まじです。まあ、それでも、庭に出れば6等星まで見えるという環境は有難いですね。
一度9時に寝て、2時に目覚め、庭に出て天頂を中心に眺めていましたが、大体平均1分間に一つというところでしょうか。等級的には3等あたりの地味なものがほとんどでした。最も明るいものがマイナス2等程度、しかしこれは散在流星でした。こんなもんかなあ…3年前のあの夜を体験してしまった私は、もう普通の流星群では満足できない体になってしまったのです…。
そう、その夜のお相手は猛獣?しし座流星群だったのです。あれはもう一生体験できないでしょう。まさに流星雨でしした。マイナス級が1秒間に3個ペースでしたからね。
あと、これはちょっと辛い話なのですが、19年前、ペルセ観測のために富士山5合目にいた私たち天文同好会は、日航機が御巣鷹山に墜落する閃光を見てしまったのでした。何も知らない私たちは、普通に観測して一晩で520ほどの流星を記録しました。翌朝下宿に届けられていた新聞の大見出しを見て、ぞっとしたのです。流星は死者の魂だというのは本当かもしれません。
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