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2004.07.26

三沢組vs武藤組  7.10東京ドーム

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 7月10日に行われた夢の対決がようやくテレビで放送されました。二人が同じリングで対峙した瞬間、私も万感胸に迫り、思わず涙を流してしまいました。しかし、いざ試合が始まると…。
 う〜ん、この二人の試合は、どこかかみ合わないのです。予想していたことですが。プロレスはどちらが強いかを競うスポーツではありません。どういうアンサンブルを見せるかという芸術なのです。20分とか30分とかのジャズのセッションみたいなものなのです。ある程度の流れは事前の打ち合わせで決まっているけれども、あとはアドリブです。お客さんの反応を見ながら、阿吽の呼吸で試合を作っていく。とても微妙なものなのです。
 三沢と武藤、昔からよく比較されてきた、と言われます。比較されるということは、やはり対照的ということなのでしょう。二人とも確かに天才ですが、タイプが違うということですか。ジャズでも夢の共演がうまくいかないことがあるように、二人の夢の対決はここまでにしてもらいたいと思いました。野球で言うと、新庄とイチローみたいなものですかな。ちょっと違うか。
 私はどちらかというと武藤の「華」が好きですね。武藤さん、私の勤める学校の母体となっているお寺の檀家さんです。一度そのお寺でお会いしてお話しましたが、根っから明るい好青年でした。カリスマのオーラが後光のように放射されていましたよ。

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