J.S.バッハ 羊は安らかに草をはみ

朝6時からのFM、ちょっと前までは「朝のバロック」で、テーマ音楽がこの曲でしたね。今は「バロックの森」となっています。テーマ曲はヘンデル(作品6の10からアレグロ・モデラート)になりました。今朝その番組で久々に「羊は…」がかかりました。本当に美しい曲です。そして、マリナーの編曲もいいですね。美しい演奏です。
私は、中学生の時、あのワルター・カーロス(今は性転換してウェンディですが)のレコードで初めて聞きました。もちろんシンセサイザーによる演奏です。あまりに感動して、父親に聞かせた覚えがあります。音楽にはウトい父親はフーンという感じでしたが。その後、ちゃんとしたオリジナルな編成による演奏もいくつか手に入れて聞きましたし、生でも聞きましたが、どういうわけか、あの時ほど感動しないんですよね。よくあることです。初めてが一番ということ。
それにしても、この曲の美しさは奇跡的ですね。2本のリコーダーパートの動きも奇抜でかわいらしいですね。しかし、何といっても、中間部後半の神秘的な転調による緊張感と、その後のダカーポによる徹底した弛緩は、いつ聞いても鳥肌ものです。いや、これをシンセサイザーで聞くと、またいいんですよ。ますます神秘的で、草原というよりは、宇宙空間という雰囲気です。名盤Switched-On Bach IIに入ってます。
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