接心の典座

昨日から今日にかけて、接心が行われ、私は典座という役目を与えられ、高校の家庭科室で一夜を過ごしました。って、仏教関係でない方にはさっぱり分かりませんね。
接心(せっしん)とは仏教における修行の一つと言ってよいと思います。私の学校は臨済宗系ですので、なりきる心の習得を目的に、座禅を中心とした生活を体験します。いわば、禅宗の僧侶の生活を一日(というか半日)だけ体験しようというものです。
その中で、典座(てんぞ)というのは、簡単に言えば食事係ですね。生徒、先生総勢60名くらいのご飯を作ります。ご飯と言っても、僧堂での食事をまねたものですから、薬石(夕ごはん)は白米にみそ汁、漬物だけ、粥座(朝ごはん)は粥と梅干し漬物だけという、いたってシンプルなものですが、日常生活でこんなたくさんの食べ物を用意することはありませんので、道具一式揃えたり、米を炊いたりするだけでも、ひどく神経を使います。そんな非日常が快感でもあります。とても自分とじっくり向き合っている余裕はありませんけれど。
接心終了後、指導して下さったお坊さんとお話しましたが、なんか憧れますね。だめな自分を劇的に変えるには、出家するしかないようです。
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