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2004.06.30

ジャック・レモン遺作 『モリー先生との火曜日』

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 絶対泣けるよ、と生徒にすすめられ見てみました。なるほどいい内容のドラマですね。
 テレビ映画ですので、劇場映画よりもある意味展開に無駄がなく、最初から引き込まれました。実話に基づいているということで、どこかしらドキュメンタリータッチでもあり、そこが私の感性にしっくり来たようです。
 一応先生という仕事をしている私ですが、先生としての自分を重ね合わせるということはありませんでした。どちらかというと、恩師や恩人に連絡をとらず、失礼を重ねる人間としての自分に恥じ入りました。実際、私の場合はミッチとは違い、もう二度とお会いできなくなってしまった恩師、恩人が何人かいます。後悔というより情けない限りですね。
 昨年夏亡くなった私の祖父の時もそうでした。忙しさにかまけてお見舞いをせず、明後日行こうかと決心したその日に帰らぬ人となってしまいました。祖父は本当にモリー先生のような素晴らしい先生でした。私が死んでも、あんなに何百人も教え子たちが集まらないでしょう。いや、祖父の家は、生前から来客が絶えませんでした。私の目標であり、憧れの人です。
 さて、モリー先生についてですが、彼の言葉は仏教的な色合いが濃いと感じましたね。死に方が分かれば、生き方が分かる。波と海の話。肩の上の鳥の話。アメリカ人にはどのように理解されたのでしょうか。

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