advantage Lucy 『Have a Good Journey the best of advantage Lucy 1996-2000』

私が最も好きな日本のバンド…それはなんと advantage Lucy です。意外に思われる方も多いのでは。というか、知らない人がほとんどですね。
一時期ちょっとメジャーっぽい活動をしていましたが、自らの意志でインディーズに戻ってゆきました。ジャンルはいわゆるギターポップで、ブリティッシュ、フレンチ、日本などが、いい具合に溶け合いながら、独特の雰囲気を醸し出しています。すごく個性的というわけでは決してありませんが、聴いていて心が和む、穏やかになる、そういう効果が絶大なのです。
その要因として突筆すべきは、曲の性格の良さでしょう。コード進行はどの曲もとてもシンプルで、奇を衒ったところが全くありません。また、全体にサブドミナント指向が強く、心にしみじみとした安心感を催します。そして、何といっても、メロディーの素晴らしさでしょう。
作曲を手がける石坂義晴さん、私は天才だと思いますよ。シンプルなコードの上にこれだけ魅力的な旋律を作れる人は、クラシックも含めてそんなにいないですね。もちろんボーカルのアイコさんの声と歌詞も希有の存在感だと思います。
私はアルバムとしては「station」が一番好きなのですが、それ以前の名曲も聴けるということでベスト盤をおススメしておきます。いいバンドなのになあ…。なぜ…。
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