『仏教と神道 どう違うか50のQ&A』 ひろさちや (新潮選書)

昨日もそれらしいこと書きましたが、私は宗教マニアを語りつつ、実は基本的なことが分かっていない、典型的な野狐禅野郎なのです。たまに本を読んで復習しないと、すぐに忘れてしまうんですよ。
各宗教に関する入門書や概説書は、本屋にコーナーができるほど需要があるわけですが、ある意味、私のように「入信するのはもちろん、教典を読むのさえ面倒くさい。だけど教義は知りたい」という不届き者がたくさんいるということですね。それが日本人のいいところでもあるわけですが…なんて自己弁護したりして。
さてさて、そんなわけで、今日復習用に買ったのが、この本です。
ひろさちやさんは仏教がご専門の立派な学者さんですが、他の宗教に関しても造詣が深く、それらを上手に比較することに関して大変優れた功績を残されています。また独特の平易な語り口で、我々のような不届き者に多くの満足を与えて下さっています。ひろさんの著書によって宗教を身近に感じることができるようになった日本人は本当に多いことでしょう。
この本も一気に読める親しみやすさと、内容の確かさを持った名著でした。そして、仏教と神道を通じて、日本人とは何か、というテーマに迫ろうとする点においては、とても入門書とか概説書とかにはカテゴライズできない深さがありました。
私の座右のバイブルとなりそうです。
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