課外授業ようこそ先輩 銅版画家 山本容子 「絵に描きにくいモノを版画にしよう!」
昨日の朝見た番組です。
先週の坂茂さんにも考えさせられましたが、昨日の山本容子さんの授業にもいたく感動しました。まず、「見つけなければ見えない」という姿勢です。これには私も大賛成です。
メディアが異常に肥大化した現代、私たちが目にしたり、耳にしたりしているものは、ほとんど見せられたり、聞かされたりしているものですよね。自分の感性で探して見つけたものが、本当の「見えたもの」「聞こえたもの」になるのだと、私も思います。日常に埋もれたもの、つまらないと烙印を押されたもの、私もそういうものを見直し、聞き直すことが大好きです(だからマニアックって言われるんだって!)。
子供たちの作品も素晴らしかったですね。大人と違って、最初にプランがあるわけじゃない。その場のひらめきや、作品自身の意図っていうのかなあ、それを素直に自分のものにしてゆける。大人になってしまった私が忘れていたものを、思い出させてくれました。
私の娘も早速やってみたようです。なかなかの名作ができた、と自画自賛しております。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2024.08.11)
- 凪良ゆう 『流浪の月』(Audible)(2024.06.25)
「美術」カテゴリの記事
- 艮の金神のお出ましか!(2024.08.02)
- 歌川広重 『六十余州名所図会〜信濃 更科田毎月鏡台山』(2024.06.23)
- 「変身」の楽しさ(2024.05.23)
- 宮城道雄・横山大観を拝す(2024.05.06)
- COTEN RADIOショート やなせたかし編(2024.04.15)
コメント