竹めし
昨日、富士山ナショナルトラストに参加している父が、お土産として我が家に持ってきました。
竹めし…竹で炊いたご飯です。チャル釜のご飯もおいしいけれど、これはこれで違ったおいしさでした。炊きたてなら、もっとおいしかったでしょうね(ゴクッ)。
直径10cmはあろうかという太い竹の、節と節の間に窓(蓋)を開け、そこに白米と水を入れて、下からガンガンたき火で加熱すると、5合ほどの米が30〜50分くらいで炊けるそうです。ほのかな竹の香りが白米に移って、なんともいえず美味です。竹は取りたてというか切りたてのものでないと、水分を含んでいないため燃え上がってしまうということです。つまり、炊き上げたあとの竹は、一見再利用できそうなのですが、もう使えません。それにしても竹の内側は、まるでホーロー加工のように滑らかで、ご飯がこびりつきませんね。竹の調理用品は今ブームだそうです。
ところで、昔の人はこうして野外で煮炊きしたんでしょうか。そういえば、東南アジアなどの戦地で、兵隊さんたちが竹を使って調理したというのを何かで読みました。彼らは白米を炊いたのでしょうか。ちょっと切なくなりました。
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