ゲーベル指揮 ムジカ・アンティクワ・ケルン バッハ 『ブランデンブルク協奏曲』

数あるCDコレクションの中で、ジャンルを越えて最も大切な1枚(2枚組ですが)がこれです。最近また買いました。3セット目です。
アナログレコードじゃあるまいし、減るもんじゃないと思うのですが、なぜか傷んで音飛びするようになります。それほど聴いた、つまり出し入れしたということでしょう。世間では賛否両論、特に演奏家の皆さんにはアンチが多いですね。まあ、演奏家は往々にして、他人の演奏についての厳しい評論家になるものです。
もう15年以上前の録音ですが…初めて聴いた時のえもいわれぬ衝撃、忘れません…いまだこれを越えた古楽器の演奏には出会っていませんね。
テンポが早すぎるという意見も、表現に癖がありすぎるという意見も、私にとっては、えっ?それで?って感じです。なにしろバッハの楽譜に書かれている音が(それが合奏部のなんでもないような音でも)意志を持ってこちらに訴えかけてくる。
私も長く古楽器演奏をしていますが、どうすればこういう生命感に満ちた音の集合になるのか、ほとんど想像もできません。一言、すごい。
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