冬木透 『夕日に立つウルトラマン』
昨日の帰ってきたウルトラマンつながり。
ウルトラマンシリーズは音楽も非常に優れており、日本男児の情操教育に大変寄与していると思います。
特に冬木透さんの楽曲はすごい。クラシック、それもキリスト教音楽を専門とする作曲家が、フルオーケストラを使って「未来の大人」のために真剣に書いた曲たちは、今でも時代を超えて愛され続けています。
冬木さん(蒔田さん)の音楽については、去年こちらに書きました。
私はセブンの楽曲が全般的に好きなのですが、帰ってきたウルトラマンでも一部楽曲が引き継がれていましたね。また新たな曲にも名曲が多い。特にこの「夕日に立つウルトラマン」は、当時も今でも元気と勇気をもらえる佳曲ですね。
戦争音楽としての行進曲は、こちらにも書いたように、戦争の代替としてのスポーツ音楽として発展し、また子供たちにとっての戦争代替である昭和ヒーローものに受け継がれていきました。
今はヒーローものやアニソンはロックを基調としたものに変わっていますし、スポーツ番組もタイアップ曲がほとんどになってしまいましたが。
行進する機会自体減っていますし、まあ、これからも残るのは甲子園くらいじゃないですかね。
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