2019.05.24

御正体神社

 ぜか5/4づけの 御正体山と令和 という記事がたくさんの人に読まれています。まあ、実は大変重要な記事なので内心うれしいのですが。

 さて、今日はその御正体山の麓にある御正体神社を紹介します。

 今上天皇陛下(当時皇太子)も、2004年の御正体山登山の際、(たぶん)お立ち寄りになった神社です。

 御正体山といえば、妙心上人。つまり、山岳信仰、修験道を含む神仏習合、本地垂迹の信仰の対象です。ですから、この神社も、神社らしく鏡が御神体として祀られているとはいえ、その祭神はたしかではなく、それよりも、本殿右側にある三僧の遺跡の方が印象に残ります。

 そう、「みしょうたい」とは、一般的な「御神体」の意味が基本ではありましょうが、伝説、現地の口承としては、「三僧体」という説もあります(また、それとは別に宮下文書系の伝承では「三将台」とも言われています)。「三僧」とは、開山妙心上人、二代妙善尼、三代巨戒上人のことです。

 廃仏毀釈による妙心上人らの受難については、こちら の論文をお読みください。明治維新の仏教弾圧のバチが当たったんでしょうかね、その後の日本の歴史は。

 先ほどは仏教遺跡が印象に残ると書きましたが、実は、それ以上に印象的だったのは「巨石」でした。そのあたりも、写真でいろいろとご確認ください。そして、ぜひ現地へ。

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2019.05.23

『ジャパンスピリット』 小田全宏

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 日づけの記事で紹介いたしました「富士山を世界遺産にした男」小田全宏さん。
 小田さんから丁寧に印刷されたこの書籍が送られてきました。一気に読み終わり、実に爽快な気分です。
 書き下ろしだとおっしゃっていましたが、ものすごく充実した内容でして、これをこうして無料で配布するだけでも、さすが小田さんという感じですね。
 古事記・日本書紀の神話に始まり、現代のこのグローバル社会における日本の立ち位置まで、本当に広汎な話題の中で、はたして私たちが後世に残すべき日本の姿、心とはなんなのか、しっかり考えさせてくれます。
 そして、なにより、この文章自体が日本人らしさを表現してくれています。謙虚で優しく易しい。言向け和すの醍醐味です。
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この前お会いした二日間でたっぷりお話した内容も含まれていました。まさに波長が合うという感じで、いつまで経っても話が終わらず、またお互いにうなずくことばかり。そう、私の基本的な考えもこの本に書かれているとおりなのです。
 本当なら私もこういう本を書きたいところですが、もう、こうして小田さんが書いてくださったのでよしとします(笑)。
 とにかく無料でこれだけの勉強ができるわけですから、ダウンロードしない理由はありません。ぜひ!
 Kindle版もありますよ。オフィシャルサイトからどうぞ!

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2019.05.22

『なぜ富士山は世界遺産になったのか』 小田全宏 (PHP研究所)

Th_51twhuoeazl  年のゴールデンウィークはエキサイティングな出会いがありました。そのうちのお一人、富士山を世界遺産にした男、小田全宏さん。

 2013年、6月22日。富士山が世界文化遺産になった日、私はこちらに書いたように、富士山は富士山でも違う富士山に登っていました。懐かしく思い出されます。

 まさか、その悲願成就の立役者、スーパー主人公の方と、こういうタイミングでご縁ができるとは思ってもみませんでしたね。ご紹介くださった総理夫人に大感謝です。

 さて、その時プレゼントとしていただいたのがこの本です。その「絶対無理」と言われた悲願を現実化した過程が書かれている本です。

 なにより、小田さんの実現力、体現力のすごさに驚きました。そして直観力。実際、初めてお会いしたわけですが、すぐに小田さんの並外れた能力を実感しました。ああ、こういう人が世界を変えるんだと。

 私も本当に見習いたい。ご自身が提唱し普及させようとしている「脳の使い方」を、当たり前ですが、まずご自身で実行し、その成果をしっかり見せてくれている。すごい前向きなエネルギーです。

 私も多少そういうところがあると自負していましたが、まあ全然レベルが違いました(当たり前か)。

 そんな尊敬すべき小田さん(&奥様)と、全く初対面ながら、本当に不思議と意気投合させていただき、早くも富士山に関する次の大きな夢の実現に向け、一緒に第一歩を踏み出させていただきました。ありがとうございます。これからの展開が楽しみすぎます!

 さて、この本ですが、後半は、「文化遺産」たる所以である、富士山を巡る宗教、美術、文学などが上手にまとめられています。大変わかりやすく勉強になりますので、そういう目的でもぜひお読みください。

Amazon なぜ富士山は世界遺産になったのか

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2019.05.21

『量子論から解き明かす「心の世界」と「あの世」』 岸根卓郎 (PHP研究所)

物心二元論を超える究極の科学
Th_414edv1dwyl 常に興味深い内容。科学の世界と哲学や宗教の世界、いや科学と霊の世界が上手に融合されていると感じました。
 科学の世界からも哲学・宗教の世界からも批判はあるかと思いますが、大枠において、私が宇宙で習ったこと(?)にかなり近い内容でした。

 いわゆるスピリッチュアルの世界からは歓迎されるでしょう。オカルトまがいに言われていたことが、ようやく科学で証明されるようになってきたのですから。

 とはいえ、量子論、量子力学というのは、実は20世紀の科学です。案外その歴史は古い。そのあたりの復習もこの本では可能です。

 量子論の科学実験(素粒子の粒子性、波動性、状態の共存性、波束の収縮性、遅延選択などの科学実験)が、それまでの近代科学の常識をどんどん破壊している一方で、それらが、すっかり洗脳された私たちの生活実感からもかけ離れているからか、なぜか学校やマスコミはこれらを積極的に取り上げません。本当に不思議です。

 実は、私たちの古典的な実感、前近代的な実感、すなわち「少年の記憶」においては、こうした不可思議な現象は当たり前に起きていました。いや、実は「夢」の中では、大人になった今でも普通に起きています。

 ようやくそうした原実感とも言うべきところに、現代科学が追いついてきたということでしょうか。ようやく私もバカにされなくてすむようになりそうです(笑)。

 ついでに言うなら、私が構築してきた「モノ・コト論」も、こうした量子論的世界観で説明できるのです。すなわち、「モノ=波」「コト=粒」(これには説明が必要でしょうね。いずれします)。そうしますと、古来の日本語の中にも、実は量子論は潜んでいたということです。つまり、古代日本人は、普通にそういう多重宇宙や、心が物質に変化を与える世界、神の意志などを理解していたということです。

 ノーベル賞を受賞した朝永振一郎、湯川秀樹の師であり、京都大学名誉教授である岸根卓郎先生のご著書、しばらく続けて読んでみようと思います。皆さんもぜひ。

Amazon 量子論から解き明かす「心の世界」と「あの世」

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2019.05.20

日本建設工業CM (藤井亮監督作品)

Th_2019052300000108it_nlab0001view  <ろいろ忙しい中、癒やされたのがこの作品。う〜ん、やられた。
 藤井亮さんの映像作品、たとえば滋賀県の脱力系CM「石田三成」や、Eテレの「みっつカール」など、けっこう私も好きでしたが、これはまたお見事!
 キャラデザイン、画質、音楽なども、まんま昭和30年って感じじゃないですか。うまい!
 そこに絶妙なギャグを盛り込んでいるところがさらに秀逸。一瞬わからなかったけれども、「日本犬」「セツ子」「ウギョ〜」が素晴らしい!特に「ウギョ〜」にはやられました(笑)。
 これテレビでやってほしいなあ。



 藤井さんの過去作品はこちらでお楽しみください。


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2019.05.19

『仁光の受難』 庭月野議啓監督作品

Th_91fry7e30ul_sl1500_ 19日はお寺の行事で、100人以上のお坊さんと一緒にいました。壮観でした。老師レベルの方も何人もいらっしゃっておりまして、すごい空間になっていました。私はエセ坊主ですので、さすがに居心地が…(笑)。しかし、あるお坊さんには、「先生が一番お坊さんらしいですよ」と言われました。どういう意味かな。
 さて、そんな日にこんな映画を紹介するのはどうでしょうね。いや、けっこう「お坊さん」の本質的な部分に踏み込んだ名作だと思いますよ。面白かった!
 「もてすぎる坊主仁光」…お坊さんに限らず、人間として最大の煩悩との戦い。これは人類の永遠のテーマですよね。ちなみに「もてすぎる先生」も大変ですよ(私ではありません)。
 この映画の秀逸なところは、CGによる浮世絵、曼荼羅と実写が組み合わせているところですね。さらに語り手たるナレーションの割合が大きい。結果、中世説話絵巻的な雰囲気がうまい具合に醸し出されている。なるほど、この前のNHKによる「江戸川乱歩」もそうでしたが、実に日本的な「メディアミックス」になっていると感じました。
 「いたしかたない」…これ、やっぱり男の最終兵器ですね。自爆兵器とも言えますが(笑)。


 



 


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2019.05.18

禅の世界 正眼僧堂の四季(NHK)

 わぁ、忙しくしているうちに今日はもう23日!
 こんなにブログをためたのは初めてかもしれません。
 なにしろ、18、19の土日はとんでもなく忙しかったのです。全く想定外のことが起きまして、ただでさえ予定が詰まっていた中に重い重い仕事が乱入してきたという…うん、我ながらよく乗り切った…たぶん(笑)。
 さて、18日土曜日の忙しさの中、勇気を与えてくれた動画がありましたので、ここに紹介します。なんでこれで勇気なのか…それは私にしか分からないかな。
 このビデオ、まさに正眼寺で観たことがあります。この空気。もちろん今でもしっかり残っています。伝わっています。
 武満徹の音楽がその空気を表現しているところがすごい。これは本当に驚きです。さすがですね。
 ちなみに6月に入りましたら、すぐに、ここ正眼寺にうかがいます。山川老師にお会いできるのを楽しみにしています。お伝えしたいことがありまして…。

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2019.05.17

村上和雄『そうだ、生きているだけで素晴らしい』

 昨日のダライ・ラマ法王さまとも何度も対談されたことのある、筑波大学名誉教授、分子生物学者村上和雄さんの素晴らしい講演。
 ここでも、科学と宗教の融合が示されています。融合というか帰一でしょうかね。
 村上先生とはご縁あって酒席でお隣に座らせていただき、直接お話をうかがったことがあります。その時も、ひょうひょうとギャグをおっしゃるので、すっかり私の良い遺伝子がスイッチオンされまして、本当に気持ちよく健やかになったのを記憶しております。
 村上先生は天理教の信者でいらっしゃり、私は信者ではありませんが天理教や大本の教えを少しかじっておりますので、自然お話は宗教と科学の接点に焦点があてられました。
 宗教と科学、両者への私たちの動機がまず共通していますよね。すなわち「サムシング・グレート」への予感です。何か人智を超えた宇宙の意志というか、秩序の創り手の存在への予感。実感。
 そこに「笑い」が絡んでくるところがまた面白い。天理教でいう「陽気ぐらし」の一端でありましょう。心が体をコントロールするのは当たり前のような気がしますが、さらに進んで心が量子の挙動に影響するというのが、最新の科学の知見です。
 そして、この講演でおっしゃっているように、正確無比かつほとんど同じ膨大な遺伝子情報が米粒一つの大きさに収まって働いているという不思議。それが連綿と続いてきた奇跡。この驚きにこそ、宗教や科学の端緒があります。
 今、私は宗教ではなく、日本の神話や日本語の中に量子力学を見つける作業をしています。これはこれで面白いですよ。いつか発表できたらいいなと思っています。日本文化の本質もまた、そこに見えてくるというものです。

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2019.05.16

純米大吟醸 洗心 (朝日酒造)

Th_img_3983 近おいしい日本酒をいただく機会に恵まれております。このたびお贈りいただいたのが、こちら「洗心」。久保田で有名な新潟の朝日酒造さんの名酒です。
 私のように「禅」に触れる機会の多い者としては、この「洗心」という言葉の響きと文字には格別な思いがあります。
 昨日も仏教に関する動画を紹介しました。そこでダライ・ラマ法王さまがおっしゃっているとおり、私たちの日常生活は自分の外への関心で埋め尽くされています。なかなか内側へ関心が向かない。教育もそうです。
 「洗心」とは、まさに内なる自らの心に見つめ、その汚れを取ることを言います。心を洗う。その洗うためのテクノロジーが座禅であったり、瞑想であったりするわけですね。
 そんな名を冠するこのお酒。まさに「洗心」というべき、純粋さ、潔さのある味わいです。純米大吟醸ということで、「たかね錦」を精米歩合28%まで磨いているというのも、心を磨く、心を洗うということに通じているようです。
 ダライ・ラマ猊下がおっしゃるように、私たちの心には、本来思いやり、慈悲というものがあります。まるでそんな思いやり、慈悲を感じさせるような、やわらかな味わいに、思わず私の心も…となりたいところですが、お酒の力を借りても、なかなか煩悩は消え去りません。もっと磨かねばならないのでしょうね。

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2019.05.15

近代科学と仏教科学の対話

 年行われた、ダライ・ラマ法王猊下と科学者との対話。
 意識と宇宙。心と物。時間の流れ。最近の私のテーマでもあります。
 最近になって、ようやく近代科学が仏教科学に追いついてきたということが言われますね。私の感覚としても、そのとおりだと思います。
 お釈迦様は明らかに宇宙人です。それも人類が知る最高の叡智を持った宇宙人です。ですから、地球上の人間が考えている近代科学が、宇宙の最高叡智である仏教科学に優るはずはありません。
 お釈迦様は宇宙人なので、その宇宙の真理、叡智を、地球上の言語で表現することはできないと言っています。すなわち「不立文字」「教外別伝」「以心伝心」です。言葉にこだわるなと。
 最後の「以心伝心」は、まさに素粒子レベルでの共振、共鳴、非局所性、波束の収縮性を表現していると思います。
 このあたりとワタクシの「モノ・コト論」との関係については、またいつか書きます。仏教をすんなり受け入れた日本は、実は古くから量子論的世界観を持っていたと思うのでした。
 

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