2021.10.25

Simplenote

20211020-100255 っとお世話になっているメモアプリ。

 Mac、iPhone、Windows、Android、Kindle…なんだかんだいろいろなOSのデバイスを使っているため、このアプリがないと仕事になりません。

 なにしろ、名前のとおりシンプルで良い。たまたま手にしていた端末で、思いついたらどんどんメモしていきます。

 先日どういうワケか(おそらく寝ぼけてミスタッチした)、非常に重要なメモが上書きされてしまっていましたが、履歴・復元機能で見事復活。助かった〜。

 これが無料だなんて、本当にありがたい。さすがAutomattic社。いまや稼ぎ方も変わってきています。

 私もいろいろなことを無料で提供しておりますが、不思議と回り回って帰ってくるんですよね。

 もちろん、こんな重要な情報(思いつき)を他人様に預けていいのかという疑念もないではないのですが、まあそれが漏れたり、どこかで利用されたとしても、それもまたシェアのあり方ということで(笑)。

 お日様はじめ、自然界から多大なシェアをいただいていますからね。

Simplenote

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2021.10.24

NHKスペシャル 「メジャーリーガー 大谷翔平〜2021 超進化を語る〜」

Th_n91q339vxpeyecatch_d6e0e28dc39775004a 日紹介した大人の修学旅行、夢のような充実した24時間が終わりまして、皆さん富士山から故郷へ帰っていきました。

 私もたくさんたくさん学ばせていただきました。たった24時間でもこれだけ人は他者から学ぶことができるのですね。

 さて、余韻さめやらぬ中、テレビをつけますとちょうど大谷翔平の特集番組が始まりました。

 24時間進化モードに入っていた私に、大谷翔平の「超進化」の様子は、いつもとはまた違った意味をもって訴えかけてきました。

 これもまた、大人の修学旅行(富士山合宿)の効果ですね。見える世界が変わる…。

 大谷翔平の存在は、今後の人類の進化を象徴していると思います。

 旧来の、たとえば二刀流は無理だというような常識を破り、新しい可能性を見せてくれる姿。そこには、実は旧来の「努力」も必要ですし、ある意味「根性」も必要。そして、新たなサイエンスやテクノロジーの導入も必要。

 実はこういうことが最もできていないのが、旧来の「学校」であり、「これは無理」という悪しき「常識」を植え付けるのもまた旧来の「学校」なのです。

 もちろん、大谷も普通に「学校」に通っていたわけですから、一概に旧来の「学校」が悪いというのではありません。

 しかし、この番組でも実感された方が多いと思いますが、やはりお父さんの存在、それぞれのチームでの監督の存在、特にエンゼルスのジョー・マドン監督の存在は大きいですね。

 いわゆる先生だけが教育者ではありません。まずは学校の先生がそのような意識を持つべきでしょう。また、先生自身が他から学ぶ姿勢を持たねばなりません。

 学校の現場から少し距離を置き、遅ればせながら「社会」に出て(なにしろ幼稚園から半世紀以上ずっと「学校」にいた)、ようやく学校の壁を超えて世界から学ぶことができるようになりました。

 また、「反面教師」として、旧来の「学校」の問題点、また良い点をシェアしていきたいと思っています。

 大谷翔平に対しても、ただ「すげえなあ」だけでなく、近くて遠い「師」として注目し、そこから何かを学びとっていきたいと思います。

 変化、進化していくことを楽しむ。守りに入らず攻める。数字や記録にこだわらない。まず「今」に集中する。簡単なようで難しいですよね。

 このタイミングでこの番組を観ることができて良かった。世の中には無数の「師」がいます。いや、自分に出来ないことができる全ての人は、自分の「師」となります。つまり、全人類、いや動物も植物も物質でさえも、自分以外全てが「師」となりうるのです。

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2021.10.23

大人の修学旅行(富士山合宿)

Th_img_8239 年度から既存の「学校」と距離を置きまして、新たな教育システムの設計のプロジェクトを始めています。

 そんな試みのうちの一つが、この「大人の修学旅行」。

 大人になっても学びたい!自分の知識、経験、技術を誰かに伝えたい!

 社会全体が「学校」になり、いつ誰でも先生にも生徒にもなれる…そんな最終目標のためのささやかな実験です。

 とは言え、この修学旅行(合宿)は、このような目的で私が呼びかけて始まったのではなく、本当に自然発生的に生まれました。

 初めての開催は8月でした。それ以来、11月中の予定まで含めますと、のべ50名以上の「大人」の参加が得られました。

 実はその参加者のほとんどは初対面の方々。日本中からおいでになります。

 1泊2日。内容ですが、富士山聖地フィールドワーク、私のお話、そこから(飲みながら)のセッション、音浴、スペシャルゲストのお話などなど。

 お話の中身などは、集まったメンバーによって、その「場」で決まっていきます。お互い未知の複数のグループが一緒になることもあり、その過化学反応がまた面白く、そこから新しいプロジェクトが生まれたりします。

 今日明日は三重の方から女性グループがおいでになります。いったいどんな展開になるのか、楽しみですね。

 今までの参加者の皆さんは、この旅行(合宿)を通じて新たな人生が開けたと言います。私もいろいろ学びがあり、開催のたびに進化している自分を感じることができます。これぞ理想の「学校」ですね。

 費用は宿泊・食事の実費のみ。参加者4名以上集めていただければ、どなたでも参加できます。あるいは個人でも他のグループに飛び入り参加可能ですよ。

 決して怪しい宗教でもなく、何かを売りつけるようなマルチ商法ではありません(笑)。基本、私は「場」を提供するだけです。

 これからは、私が出向いての出張合宿も開催していきます。富士山に来るのが難しい場合は、それぞれの土地で企画していただき、宿泊費と交通費だけ負担していただければ、どこにでも飛んでいきます。

 ご興味がある方は、こちらからメールをどうぞ。

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2021.10.22

バッハ 『アルビノーニの主題によるフーガ BWV 951(a)』

 日はバッハの地味な曲を一つ。

 地味ですが、バッハにとっては思い入れがあったようです。というのは、何度も手を加えているのですね。

 テーマはアルビノーニの作品1のフーガからの借用です。まず、その原曲を聴いてみましょう。シンプルですが魅力的なフーガ楽章です。

 

 

 アルビノーニのこのテーマ、お聴きになってわかるとおり、半音の下降進行があって特徴的です。

 マニアックなバッハとしては、この半音進行の部分が気に入り、対位法から生まれる和声の多様さの追求をしたのでしょう。

 つまり、演奏するためというよりは、作曲自体が目的であったと。

 では、まず初期稿を聴いてみましょう。BWV 951です。

 

 

 はい、では後期稿として残っているより複雑化したものを聴いてみましょう。BWV 951aです。楽譜はこちら

 

 

 実はこのあとも何回も細部を書き換えているらしい。なかなか理想の形に至らなかったのか、あるいは新しい流行や発明を取り入れて実験的に進化させていたのか。バッハの気持ちを考えると面白いですね。

 そして、だんだんやり過ぎになっていくのがバッハの悪いところです(笑)。結局アルビノーニのオリジナル版が一番良かったりして。

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2021.10.21

ショパンコンクールに思う…原智恵子の自伝より

Th_202110210000459w1300_0 晴らしいニュースが入ってきました。ショパン国際ピアノコンクールで、反田恭平さんが2位、小林愛実さんが4位入賞という快挙!

 今回のショパコンはコロナで1年延期されたということもあり、また、長女のサークルの先輩角野隼斗くんや、友人のピアニストのお弟子さんが参加していることもあって、今までよりも興味深く拝聴しておりました。

 たしかに、反田さんと小林さんの演奏は素晴らしかったと思います。音楽の生命感というか、ショパンが現代に生まれ、現代ピアノを弾いたらかくあらんと思わせる演奏でした(お世辞抜き)。

 さて、ショパコン2位は50年前の内田光子さん以来だと報じられていますね。実は我が家にそれを疑うに足る資料があるのです。

 それは、1937年のショパンコンクールに、日本人として初めて参加した原智恵子の未発表自伝の原稿(1940?)です。仲小路彰邸で見つかりました。

 その一部をここに活字化して紹介させていただきます。

 …やがてコンクールの最后の決定が発表され、私は二等を得ました。けれどもこのことについてはいろいろとゴタゴタしたことがありました。ちょうど、その頃聴衆の方でも非常にいろんな意見を申し立てるせのですから、面白いことが起りまして、いちばん初めにはルールの十二番目が私の位になっていたんですが、聴衆が非常にやかましく、不正だと言って聴衆の方から騒ぎ立てたものですから、また特賞といふものを戴いて、それでようやく事が収まったのでした。

 たしかに「二等」とあります。のちに「十二番目」と言っていますので、書き間違いなのかとも思いますが、結局特賞が二等相当だったと原智恵子は言いたかったのかもしれません。

 これに関していちおう公式では、第3回の1位2位はソ連人。原智恵子が賞に漏れたことに対し聴衆が騒いで、結局翌日に特賞が与えられたこともたしかです。

 当時、東洋人に対する偏見は相当強かったようで、実質的には智恵子は2位だったということも、まあその当時言われたのかもしれません。まあ、そのあたりは今後よく調べる必要がありそうですね。

 それはさておき、原智恵子の自伝で心に残るのは、コンクールのまた別の価値です。これはおそらく今回のコンクールでも一緒だったのでないでしょうか。引用します。

 最后の決定も終って、みなそれぞれがディプロマを貰って帰ってゆきます。そのころには一ヶ月か二ヵ月くらい毎日のように顔を合せていましたから、いつしかお友達になり仲よくなって結婚するような人も出て来ました。

 同じい芸術に志す者の通ひあふ心は国境を超えて結ばれ、新しいお友達が沢山出来ました。このことは私の音楽生活の中で非常に大きな体験となりました。

 その間にはラジオ放送や、オーケストラの演奏会を依頼されて、すっかりポーランドでは私の名前が親しまれるようになり、こうして芸術を通して国民の中へ入り込んでゆくといふことはいちばん直接的で、ほんとうに愛情が目覚めるような感じです。

 これだけは物質的な関係とはちがって、深い友情で結ばれ、そういふことがよく考へてみますといちばん真実な美しい仕事だと思ひますし、またそうであるべきがほんとうで、すべてがそうであったならば国との複雑な感情問題や利害関係で、恐ろしい戦争など起るようなことはないのだと思ひます。

 1937年と言えば、第二次世界大戦前夜。ナチスの台頭が始まっていた頃です。言うまでもなく、その後ポーランドはその戦禍の犠牲となっていくのでした。

 今年のコンクールでは日本人、中国人、韓国人など、東洋人が非常にたくさん参加し、また高く評価されていました。この90年弱でずいぶん変わったものです。時の流れを感じますね。原智恵子は今回のコンクールをどのように聴いたのでしょうか。

 

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2021.10.20

『富士山大噴火と阿蘇山大爆発』 巽好幸 (幻冬舎新書)

Th_71ylzvaea2l 蘇山が噴火しました。この規模での噴火は2016年以来5年ぶりということになります。

 2016年の噴火の時の記事はこちらです。ここに書かれているように、昭和54年の噴火では登山者3名が亡くなりました。今回は本当にギリギリ登山者に犠牲者が出なかった。それは良かったと思います。

 かつて富士山を「あそやま」と言っていたように、「AS」や「AT」という音の連なりが火山を指すことが多い中、やはりその親玉は九州の阿蘇山です。

 この本に詳しく書かれているように、阿蘇山の巨大カルデラ噴火のレベルは桁違いであり、火山爆発指数でいうと、9万年前の阿蘇カルデラ爆発はレベル7。

 富士山の宝永噴火はレベル5ですから、噴出物の量でいえば、阿蘇はその数百倍ということになります。

 富士山はせいぜい江戸に被害を与えた程度ですが、阿蘇カルデラは北海道の南端まで、その噴出物を飛ばしました。とんでもない規模ですね。日本列島はほぼ壊滅。

 こういうレベルの阿蘇山の噴火が今後起きないということはありません。なんとなくしばらく(数万年)はないだろうと予想しますが、そこに科学的根拠はありません。

 2016年の噴火の記事に書いたように、熊本地震が阿蘇山の噴火を抑える効果があることも考えられますし、噴火が地震を引き起こすこともあります。

 このように、私たちの人智を超えた自然の営みのことを、私たちは「モノ」と呼びました。大物主や大物忌の神はその象徴です。

 そのモノに対するある種の諦観が、日本人の奥深い哲学の基底にあることを改めて感じます。

Amazon 富士山大噴火と阿蘇山大爆発

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2021.10.19

新しいお金のシステム PMC

 いぶん前から、新しい経済システムについて考えています。

 この動画に登場する船井正太郎さんとも、何度も話し合いました。以前は我が家にも何度も来ていただきましたし、今年も沖縄とリモートで結んで楽しく話しました。

 正太郎さんとは、いろいろ不思議なご縁でつながっており、素粒子物理学について、高次元宇宙について、音楽について、お金について、宗教について、本当にいろいろと教えていただきました。

 そうした対話の中でぼんやり姿を現しつつあった「新しいお金のシステム」が、こうしてPMCとして慶応大学との連携研究事業となり、現実に動き始めている、現実を動かし始めていることに感動します。

 私は、このPMC(Personal Money Creation)の発想で、PSC(Personal School Creation)をやりたいんですよね。今それを設計、実験中です。

 

 

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2021.10.18

名字マップ

Th_-20211019-141701 命館大学文学部地域研究学域が作ったというこの「名字マップ」。

 特定の名字がどのように分布しているか、絶対数と特化係数(偏り度)の両方をチェックできます。

 元になるデータは、顧客データベースのようですね。かなり正確な数値だということです。

 さっそく自分の名字を入れて検索してみました。

 左上が人数です。よくある名字なので、どうしても都会が多くなりますよね。

Th_-20211019-141741 右は特化係数です。どのような計算になっているか分かりませんが、とにかく偏り度が分かります。

 へえ、佐賀に多いんだ。

 名字の歴史というのは、その一族の物語の歴史です。ほとんどが古代から続いてきたものではないのも事実ですが、だからこそ、そこに物語(フィクション)が見えて面白いのです。

 そんなことを想像しながら、まずはご自身の名字を検索してみてください。

 名字マップ

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2021.10.17

Weyes Blood 『Titanic Rising』

 

Th_516fibj91dl_ac_sy355_ たまた時空を超えてつながる音楽ネタ。

 ゾンビーズに始まる、いわゆるバロック・ポップの最新アーティストの一人が、このワイズ・ブラッド嬢でしょう。

 1988年サンタモニカ生まれのシンガーソングライター。

 聖歌隊で歌う中で、バロック音楽やルネサンス音楽に多大な影響を受けたとのこと。

 しかし、聴けば分かるとおり、それよりも1960年、70年代のポップ・ロックの雰囲気を強く感じられます。

 それって、ちょうど彼女の親の世代の音楽なんですよね。

 ウチもそうですが、録音文化が普通似なった現代においては、親の聴いていた音楽が子供に「遺伝」します。

 今日、上の娘が大学のポピュラー音楽同好会で「一番好きな曲は」と聞かれ、「ビリー・ジョエルのジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」と答えたというのも、まさにそういう現象です。ちょっと嬉しいですよね、親としては。私もたった1曲選べと言われたら、それを選ぶかもしれません。

 そういう意味で、昨日のゾンビーズとこのワイズ・ブラッドを比べて聴くと面白いですよね。「ひねり」の部分もかなり近いセンスを感じます。

 中庸のテンポの、こうしたポップで、かつひねりの効いた曲、たしかに私の好みです。

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2021.10.16

ゾンビーズ 『オデッセイ・アンド・オラクル』

 

 楽ネタが続きます。昨日に続き1960年代の音楽。最近、私の中で評価が上がっているというか、ようやくちゃんと認識したのが、このゾンビーズです。

 日本ではザ・カーナビーツの「好きさ、好きさ、好きさ」(I Love You)が有名ですが、世界でも実に多くのミュージシャンにカバーされているバンドです。

 当時の感覚としてはブリティッシュ・ポップ、今でいえばパワー・ポップやバロック・ポップの走りのような音楽性ですよね。しかし、良く聴くと、けっこうひねりが効いていて、その点ではビートルズの後期ポップ作品を凌駕しているとも言えそうです。

 私の一つの嗜好として、こういうちょいひねりポップというのがありまして、もし自分が曲を書くとしたら、とりあえずこういうのが得意なのではとも思うのでした。

 こういう感じの音楽をのちに「バロック・ポップ」と呼ぶようになり、今でもその路線は継続しているのは面白いですね。最近、また若い人たちが注目しているようです。素晴らしい。

 ゾンビーズはその後もメンバーチェンジを繰り返しながら、なんと今でも現役です。今年で結成60年!もうほとんど重要文化財です。

 そんな中でも、この2作目「Odessey and Oracle」は不朽の名作。英国の国宝ですね。

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