2024.07.19

グラウプナーのシャコンヌニ長調

 日明日と富士山合宿。今回も全国から多くの方が参加してくださっています。

 というわけで、とっても忙しくしておりますので、今日も音楽を紹介いたします。

 最近はまっているバロック時代の作曲家グラウプナーのシャコンヌです。彼はテレマン並みに多作家であり、シャコンヌもたくさん作っているのですが、今朝聴いたこの曲はとてもキャッチーでいい曲ですよ。

 コテコテと言えばコテコテですが、それがいいのです。コテコテは時代を超えます。

 楽譜はこちらの65ページです。45小節のラの#がナウい(笑)。終わり方もあっさりでいいですね。

 

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2024.07.18

死なない力

41rwzekvy8l_sy522_ 日は山梨で中堅の先生方に対する研修会。司会と指導員を担当いたしました。

 講演はスクールロイヤーの方の貴重なお話。私も大変お世話になった弁護士さんです。いつも目からウロコの視点を与えてくれます。左の本の著者でもあります。

 今回もいろいろ心に残る話があったのですが、特に印象に残ったのは高知のプール事故に関わること。今後のプールの開放を中止するという教育委員会の通達について、弁護士さんは「危険の先送り」「小さな危険と大きな安全」「学校内の無事故と子どもの危機回避能力向上どちらが大事か」という言葉を使って疑義を提示しました。

 完全に同意です。学校の機能として、ある種の「失敗」を体験させるというものがあると思います。見守りの中で失敗しておくことは、大人になる前に体験しておくべきことです。

 私はいろいろな研修で、「教育の目的は『死なない力』を育てることである」と力説してきました。今回のお話はそれに通ずるものでしたね。

 「死なない力」については、今まで何回か言及してきました。

 生きる力=死なない力

 生きる力=死なない力(その2)

 積極的にリスクを負う

 一部引用します。皆さんも「死なない力」の実例をいろいろ考えてみてください。

 「死なない力」って絶対必要ですよ。一ヶ月くらい飯を食わなくても死なない。富士山が噴火しても死なない。病気になっても死なない。いじめられても自殺しない。戦争になっても死なない。経済危機が来ても死なない。「生きる力」ではなくて「死なない力」ですよ。

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2024.07.17

『今永昇太のピッチングバイブル』 (ベースボール・マガジン社)

6120av7xlnl1_sl1240_ 日のMLBオールスターゲームは大興奮でしたね!

 大谷のホームランはもちろん、今永先生の素晴らしい投球にも魅せられました。

 感動のあまり、5月に買ったこの本を改めて開いてみました。いやあ、この本、ホント最高ですよ。「投げる哲学者」の本領発揮。

 感覚の世界を見事に言語化しています。しかし感覚も大切。意識と無意識のバランスが絶妙なのですね。これっていろいろな分野に通ずることです。

 いい時代ですよね。現役の超一流選手から、細かい投球術、トレーニング方法、メンタルの保ち方まで、ここまで細かく教えてもらえるなんて。

 というか、これってプロの選手たちも読んでいるらしいですね。それはそうですよね。今や世界で活躍する先生の技術のほとんど全てを知ることができるのですから。

 かつては自分の技術は門外不出の秘密でした。敵に研究されるからということよりも、おそらく秘匿、独占、吝嗇といった心理から来るものだったのでしょう。

 最近の若者たちは、そのあたりとてもオープンであり、シェアすることで自他ともに進化することを選択しているように見えます。これは進化ですね。

 息子のような年齢の今永選手ではありますが、昔少年野球でピッチャーをやっていた者として、やはり「先生」と呼びたいと思います。これからの先生の活躍に期待します。

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2024.07.16

小倉駅の歴史

Dsc_01042scaled よそ1週間ぶりに小倉に来ております。今年になってからもう何回目の小倉訪問でしょう。こんなにご縁ができるとは思っていませんでした。

 今日は小倉駅から少し南に行った志井でセミナーでした。モノレールで企救丘まで行こうかと思いましたが、時間の関係もあってタクシーで移動。

 そう、小倉と言えば「飛び出す」モノレールですね。先日千葉に行った時もモノレールの迫力にびっくりしました。あちらは懸垂型でしたね。こちらは跨座式。

 飛び出すモノレールをはじめ、駅周辺は全国でも屈指の個性的な景観です。かなり好きな方です。開業当時はかなり未来的な感じだったと思いますが、年を重ねてレトロフューチャー的になっているのがよろしい。

 先々週は南口周辺を探索しました。ウワサの船頭町も夜は怖いので(笑)、朝散歩しました。いやあたしかにdeepでしたよ〜。昭和の風情も残っていて白黒写真撮りたい衝動にかられました。

 今日は北口のホテルに泊まるので、明日の朝は「何もない」北口方面を散歩してみたいと思います。

 そんな小倉駅の歴史を紹介したわかりやすい動画がありましたので、ここに紹介しておきます。いやあ、全国回ってますが、たしかに不思議な個性のある街、そして駅ですね〜。

 

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2024.07.15

鳩原ループ

20240716-101513_20240716101701 日は岐阜県本巣市でセミナー。

 金沢から岐阜の穂積まで鉄道移動。北陸新幹線で敦賀まで行き、普段なら特急しらさぎに乗るところですが、あえての北陸本線普通列車に乗車。

 敦賀からの北陸本線と言えば、出発してすぐに有名なループ線がありますよね。というわけで、米原まで前面展望を楽しむために普通列車に乗ったのです。

34 いやあ、最高でしたね。なんともロマンのある風景というか線形。ゾクゾクワクワクしましたよ。

 北陸本線は今まで下り(敦賀方面行き)しか乗ったことがなかったので、今回が初めてのループ体験です。そう、鳩原(はつはら)ループは上り線専用なのです。

 このループの魅力を伝える素晴らしい動画がありましたので紹介します。

 日本海側の福井県から太平洋側への入口滋賀県に入る、地理的にも歴史的にもダイナミックかつロマン溢れる旅をご堪能ください。

 

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2024.07.14

トランプ氏暗殺未遂事件

20240716-91735 阪から金沢に移動して中級セミナー。文化的な金沢の街で少人数での会でしたので、今日は一転落ち着いた時間を過ごしました。

 環境でこんなにも自分が変わるのかということを実感。もちろんどこがいいということではなく、それぞれの良さ、面白さがあるのです。

 昨日安倍さんのことを書きましたが、今朝はトランプさん暗殺未遂事件という衝撃的なニュースが飛び込んできました。安倍さんの事件の時、杜撰な警備が批判の対象になり、アメリカ並みの警備が必要だという声もたくさん聞きましたが、アメリカも案外杜撰でしたね。

 紛争中の地域も含めて、世界の要人の暗殺、暗殺未遂事件が多発しています。いまだ世界がそのような論理で動いているのを見ると、みろくの世はまだまだ遠いなと思わざるを得ません。

 安倍政権時代、トランプさんはしょっちゅう安倍さんにホットラインで電話をかけ、何かにつけ「シンゾウどうすればいい?」と聞いていました。そう、あの頃は安倍さんがトランプを動かしていたと言ってもよい。

 それにしても、トランプさんは運が良いというか、生き強いというか…大統領選はこれで一気にトランプさん有利になるでしょう。ある意味できすぎたシナリオですよね。

 今回、トランプさんの命を救ったのは安倍さんだったのかもしれません。

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2024.07.13

株高と年金運用

20240716-85440 阪にてセミナー。大阪の皆さんはノリが良く、こちらもついついハイテンションに(笑)。

 全国回っておりますと、本当にその土地土地の自然、文化、人柄の多様性に気づかされます。小さな日本でもこれだけ多様なのですから、外国も含めると…。

 よく異文化理解と言いますが、それは理想であり、ある意味理解できないからこそ異文化なのだなと感じる毎日です。

 さて、今日も安倍元総理のお話をしました。身近に接していた者として、彼がいかに命がけで日本の国益のために戦勝国と戦い続けていたかを伝える義務があると感じているからです。

 そんな安倍さんに関する興味深い記事があったので紹介します。こういう事実もぜひ知ってもらいたい。

 当然、経済に関する優秀なブレーンが安倍さんにはついていたわけですが(彼は今いずこへ?)、長期的な展望に立って最終的な決断を下したのは安倍さんです。

 いずれ歴史が彼の功績を認めざるを得なくなる日が来ることでしょう。安倍さんが見事な猛獣使い(?)としての役割を果たし、あの頃の世界は平和でしたからね。世界は貴重な人材を失ってしまいました。

故・安倍晋三首相の決断は正しかった…たった1年でなんと45兆円!日本の「年金運用」が国民に与えた利益の「巨額すぎる中身」

なんと154兆円も儲かっていた…!日本の「年金運用」がここにきて絶好調な「本当のワケ」と、アベノミクスとGPIFがもたらした「株高の真実」

 

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2024.07.12

ジョン・ラター指揮 『フォーレ レクイエム』

20240713-85448 日は横浜でセミナーでした。因縁の地(?)横浜での開催ということで気合いが入りすぎ、時間が足りませんでした。

 横浜の大学に見事に落ちシティ・ボーイになれず、山梨のカントリー・ボーイになった私ですが、そこで出会った様々なモノたちが今のワタクシを作り上げております。そういう話も最後にいたしました。

 そんなモノの中の一つが音楽。まさかの山梨の地で古楽祭の中心人物になっていくとは。信じられませんね。そこからの素晴らしいご縁のおかげで今の音楽活動があります。

 古楽の流れの中で出会ったオリジナル主義と少人数主義、純正調へのアプローチ、ノンビブラート演奏などは、古典派以降の音楽にも応用されていきます。

 この純粋なフォーレのレクイエムについても、20年前(!)にこのブログで紹介しています(こちら)。

 昨日のビートルズ協奏曲の作曲家、ラターが指揮したこの演奏は今でもベスト盤です。古楽演奏の影響を受けた清澄な響き。美しい。自分の葬式にもこれをかけてもらいます。

 

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2024.07.11

John Rutter 『Beatles Concerto for two pianos and orchestra』

20240713-84635 日も東京でセミナー。90人の方の前で熱弁いたしました。盛り上がる盛り上がる。若い人たちに話しを聴いてもらえて幸せです。

 さて、忙しいので音楽ネタが多くなります。移動中や作業中に音楽を聴くことが多くなるからとも言えますね。

 一昨日、昨日とビートルズからのジョシュア・リフキンの音楽を紹介しました。今日もビートルズからクラシックの作曲家・指揮者・研究者のネタに行きます。

 イギリスを代表する合唱音楽の巨匠ジョン・ラターが作曲した「2台のピアノとオーケストラのためのビートルズ協奏曲」です。これもまた良い曲なのです。こちらは王道と言えば王道ですね。

 合唱音楽の巨匠もきっと母国が誇るビートルズの「歌」を認めているのでしょう。その美しい旋律を見事に生かしたアレンジというか作曲術を聴かせてくれます。

 こうして聴きますと、やはりビートルズが英国のフォークソング(歴史的に見て多様性に満ちている)と、のちのヨーロッパ古典音楽の作法、そしてロックという当時最先端の音楽が融合した産物であることがよくわかりますね。

 もうこういうバンド、音楽家集団は現れないでしょう。

 

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2024.07.10

ジョシュア・リフキン指揮 『バッハ ロ短調ミサ曲』

603497120567 の日も東京でセミナーでした。最近ようやく東京が増えてきました。

 さて、昨日は若きリフキンのビートルズを紹介しました。リフキンは大変面白い音楽家、研究者で、スコット・ジョプリンのピアノ演奏でも有名です。まさに硬軟聖俗にまたがる活躍。

 で、まじめな方ではバッハの研究が有名。ただちょっと特殊な説を唱えるところは、やはり柔軟すぎる思考の持ち主なのかも。

 たとえばバッハの「コーラス」は各パート一人だったという彼の説は有名ですし、賛否両論でした。今ではやや否定的に捉えられているようですが、あの清澄な響きには私も大変感動いたしましたし、バッハの時代にもいろいろな事情から各パート一人で演奏したこともあろうかと思います。

 これもまた二元論や原理主義に陥るなということでありましょう。いろいろ複雑で豊かな事情や現実があるということです。

 ということで、リフキンの名演奏を改めて聴いてみましょう。19年も前に一度紹介しています(こちら)。その時すでに四半世紀前と書いていますとおり、1981年から82年にかけての録音ということで、今から43年前になります。

 今聴いても全く古びていない新鮮な演奏ですね。その後自分でもオケの一員として演奏することになり、その壮大な音世界に鳥肌が立ちましたが、この演奏の透明感はやはり素晴らしいと思います。

 どうぞお聴きください。

 

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